包丁を握っている間のまなざしは実に真剣。
一見コワモテ、だけど本当はとっても気さくでお茶目なお人柄。
しゃべり出せばおやじギャグが止まらない!
ちくらのマスター・鈴木敬さんは板前人生
46年の大ベテラン。
東京都優良調理師の知事賞を受賞している日本料理の匠です。
出身は千葉県の旧千倉町。
東京の高級料亭をはじめさまざまな店で腕を磨き、独立。
10年ほど営業し、次なる展開を考えていたところで、料理指導の依頼を受け新潟へ。
これをきっかけに、新潟市役所そばで小さな小料理屋を開店します。
マスターの職人技が光る名物『長いもそうめん』をはじめとした料理はもちろん、女性ひとりでも気兼ねなく過ごせる雰囲気も評判に。
ビル2階のひっそりとした立地にもかかわらず、多くの常連客を抱える人気店となりました。
そして昨年末、新潟駅前に移転。
明るく開放的な店に生まれ変わったことで、旧店舗時代の常連客はもちろん、家族連れや若い学生も多く足を運ぶようになったとか。
「お客様とは政治討論ばっかりしてるね。…嘘(笑)。場所が変わったからまじめにやろうと思ったんだけど、やっぱり元通りだわ(笑)」とマスター。
マスターが目指すのは「ほっとしてもらえる空間を作ること」だそう。
「ビール一杯だけでもいいから、ちょっと寄りたいと思ってもらえるお店になればいいよね。そのためには、お客様といい空間を作ることが大事! 料理と空間でホッとなごんでもらいたいね」。
足を運んだ際にぜひ味わってほしい名物メニューがこちらです。
手前が『長いもそうめん』(1,500円)。
包丁で一本一本切る長芋をそうめん風に味わう料理です。
野菜たっぷりでヘルシー!
これを味わうために東京から足を運ぶ人もいるそうですよ。
奥は『あじなめろう』(800円)。
土佐酢で味わいます。
うまみたっぷりで、お酒が進みます。
また、マスター渾身のラーメンも人気。
シメの一杯を味わうためだけに足を運ぶのもアリですよ!
DATA
手しごとの店 ちくら
- 住所
- 新潟市中央区弁天1-1-16 サンテラス石宮1F
- 電話番号
- 025-250-0380
- 営業時間
- 17:00~23:30(LO23:00。土・日曜、祝日は15:00~)
- 休み
- 無休
- 席数
- 43席
- 駐車場
- なし
- リンク
- 手しごとの店 ちくら Facebookページ
- 備考