パンの店 パン・ド・メルソーは、新潟市京王の住宅街にあるパンのお店です。

小さなお店ながらパン好きの支持は絶大。

店主・佐々木さんの思いがこもったパン約50種が店頭を彩ります。

新作は米粉を20％配合した『米粉のコッペパン』。
新作はふんわり軽い食感で何個でも食べられそうです。

店主・佐々木さんご夫妻がこの『米粉のコッペパン』のおともに激オシしているのがこちら！

アーモンド、クルミ、ピーナッツの3つのナッツをブレンドしたミックスナッツバター。
無添加のナッツを使用したリッチなナッツバターで、味わいは濃厚ながら甘さは控えめ。
たっぷり塗って味わいたくなります！！

お店でも、『米粉入りコッペパン』でこの『TREE NUTS』とキャラメリゼしたクルミを挟んだパンを販売していますので（絶品！！）ぜひお試しを。


さて、こちらパン・ド・メルソーで根強い人気を誇るあんパンとカレーパンをご紹介します。

メルソーの人気あんパン『つぶあんぱん』です。

オープン当時からあんパンは提供していましたが、よりおいしいあんパンを作りたいと、酒種にチャレンジ。
4～5年ほど前から酒種を使ったあんパンを提供しています。

写真の容器に入っているのが酒種。
ご飯と麹、酒粕を混ぜて発酵させて作ります。
これを小麦粉や水と合わせて生地を作ります。

中の粒あんも自家製です。
材料は結晶の大きな白双糖（しろざらとう）と小豆、少々の塩のみ。
銅鍋で煮て作ります。

粒の残る食感も味わいも、しっかりとした印象です。

この生地でこのあんこを包み、発酵させてから、ケシの実を振りかけオーブンで焼き上げます。

オーブンに入れてあっという間に焼き上がり！
短時間で焼き上げ、やわらかくみずみずしく仕上げます。

やさしい麹の香りとふわふわやわらかな食感が特徴。
酒種の効果で、翌日には生地がさらにやわらかくなるそうです。

なお『つぶあんぱん』のほか、桜の花をのせた『こしあんぱん』（170円）もあります。
なんと『こしあんぱん』も中のこしあんから手作り！
さすがはメルソー！


続きましてカレーパン。

『パン・ド・メルソーのカレーパン』です。
揚げではなく、焼いて作るカレーパンです。

かぶりつくと、コシのある生地のなかから豚肉やジャガイモなどの大きな具がゴロリ！
具の食感、おいしさを存分に楽しんでほしいと、具とカレーソースを別々で仕込み、包む時に合わせる手間のかけようです。

カレーの材料を並べて見せてもらいました！

ニンジン、ジャガイモは大きなサイコロ状。
豚肉はブロックからカットします。

クミンやフェンネルなど、スパイスもふんだんに使用します。

そして豚肉ののったバットの上に並ぶ3つの丸いお皿の真ん中に入っているのがカボチャペースト。
カボチャの甘みがスパイシーなカレーの隠し味になっています。

なお、『パン・ド・メルソーのカレーパン』以外にも、『ひき肉カレーのカレーパン』または『ひよこ豆のカレーパン』もあり、こちらも焼きカレーパンです。
どっちも食べたい！