![](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2022/08/7cbc2a8f939517e1cbb8aa5364bb1b1b-760x507.jpg)
阿賀野市民に愛され続ける、家族経営の小さなパン屋さん、木村屋パン店。
シャリシャリとした食感が特徴の『幻のサンドパン』(135円)は、新潟のサンドパンのルーツとの説もあります。
![店内には創業当時の写真が飾られています](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2022/08/030e1e68a3b8a78989a18d9b76a541c9-760x507.jpg)
その始まりは、なんと終戦前に遡ります!
現在3代目を務めている渡邊均さんの祖父・豊作さんが、あんパンで知られる銀座の名店・木村屋で修業後、のれん分けで池袋にお店を構えました。
しかし、東京大空襲の被害に合い、お店は全焼。
これを機に地元の笹神に戻り、現在の場所で再スタートしました。
![『揚げあんぱん』のほか『あんぱ ん』も販売(各151円)](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2022/08/ea55733fa41c7bc1134320d07aa6ad23-760x507.jpg)
開業当時から変わらず販売しているのが『サンドパン』と『カステラパン』、そしてレトロな見た目とサクふわ食感で親しまれている『揚げあんぱん』(151円)です。
![生地はしっとりと油を含んでいます!](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2022/08/62090f0fc4ccf0bb95b585e38b0273d9-760x507.jpg)
一度7〜8割ほど窯で焼いた後に、油で表面を揚げることでこの食感を生み出しているそう。
![毎朝5時頃に起きてパン作りをしている。「何年経っても目覚まし時計は必須です(笑)」と3代目の渡邊均さん](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2022/08/67d50bae2412fb66dcd71997577fdce3-760x507.jpg)
「レシピは父の代から変えていません。パッケージは販売開始当初のままですね」と均さん。
![お店のオリジナルのTシャツ「きむぱんTシャツ」を作ったそう](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2022/08/e05d0fedb56219be5b73c0365861d320-760x507.jpg)
店頭で購入できるほか、地元スーパーでも販売しています。
代々受け継がれている、このあんぱんの味を味わってみてはいかがですか?
DATA
木村屋パン店
- 住所
- 阿賀野市笹岡1096-1
- 電話番号
- 0250-62-3477
- 営業時間
- 9:00~19:00
- 休み
- 木曜、第1日曜、月曜、第3・5日曜休
- 駐車場
- なし