月刊にいがたで好評連載中!
県内テレビ・ラジオ局のアナウンサーさんがプライベートで行きつけにしているお店を教えてもらう『アナウンサーのクチコミグルメ』。
今回ご登場いただいたのは、柏崎市のコミュニティFM局、柏崎コミュニティ放送 FMピッカラの船崎幸子さんです。
FMピッカラの周波数は76.3MHz。
船崎さんが担当する『ラジオ宅配便』は、月~金曜の朝7~9時に柏崎市日石町のスタジオから生放送中です!
ぜひ柏崎に足を運んだ際には76.3MHzにチューニングを合わせてみてくださいね。
さて、船崎さんのおすすめは、柏崎市笠島(かさしま)にある海辺のキッチン倶楽部 もく。
旧北国街道沿いにあるお店です。
JRの笠島駅のほど近く。
お店の裏に線路が走っていて、線路を越えるとすぐ海!
ここが笠島海水浴場です。
小ぢんまりとしていますが、波も穏やかで家族連れに人気があります。
笠島地区はモズクをはじめとした海藻や鯛などの名産地。
これらを使った笠島の伝承料理を、代表の黒﨑朝子さんと夫の裕人さんが築115年の土蔵を利用した空間で提供しています。
席数が少ないため予約必須ですが、「取材途中に時間を外して訪れることが多い」という船崎さんのいつものメニューは、予約なしでも注文できる『日替わりランチ』(700円)。
笠島の旬の素材を使ったランチです。
この日のメイン料理の食材は裕人さんが釣った魚!
笠島の海で捕れたサザエも付いていました。
「いつも煮物が付くんですが、これがおいしいんです。家庭的な味わいが好きです」と船崎さん。
お腹に余裕があるときには+100円でミニケーキを付けることもあるそう。
また、笠島の伝統料理を盛り込んだ、要予約の『笠島満喫ランチ』で味わえる『鯛赤飯』や『味付えご』は単品注文も可能。
『鯛赤飯』は鯛の身とダシで炊き上げた珍しい赤飯。
『味付えご』はダシのきいた甘じょっぱいえごにクルミがのった、こちらも珍しい一品です。
『日替わりランチ』にプラスして、また10:00~11:30、14:00~のカフェタイムにも軽食として味わうこともできます。
「料理はもちろん、地元の歴史や文化にも詳しいおふたりとのコミュニケーションもこのお店の魅力です」と船崎さん。
プライベートでも仲良くされていて、このお店の『鯛赤飯』を息子さんの受験の「予祝」メニューとして味わったというエピソードを聞かせてくれました。
なお、お店のすぐ隣はギャラリーになっています。
手掛けるのは芸術を愛する裕人さん。
こちらもお店と同じ築110年以上を経た蔵ですが、木組造りで太い角材を組んでログハウスのように造られており、見応え十分です。
余談ですが、裕人さんはコスモス畑の造成にも力を注いでいます。
佐渡を眺めながらコスモスも楽しめる、裕人さんが手掛けた「佐渡見平」のコスモス畑は秋の人気スポット。
9月下旬から10月半ばまでが見ごろなので、こちらもぜひ足を運んでみてくださいね。
最後に船崎さんから、「笠島駅のすぐそばなので、ぜひ電車でのんびりいらしてください」との言葉が。
これは編集部的にもぜひおすすめしたいです!
集落のなかにあり、道がかなり細いです。
どうしても車で、という方は、笠島海水浴場の駐車場にとめて、笠島の集落を散策しながらお店に向かってください。
ちょっとした旅気分も味わえておすすめです!
DATA
海辺のキッチン倶楽部 もく
- 住所
- 柏崎市笠島810-1
- 電話番号
- 0257-31-1023
- 営業時間
- 10:00~16:00(ランチタイムは11:30~14:00)
- 休み
- 月~木曜(ほか不定休あり)
- 席数
- 7席
- 駐車場
- 3台
- リンク
- 海辺のキッチン倶楽部 もく
- 備考