松之山温泉街で夜の時間を楽しめるようにと、観光案内所である里山ビジターセンター内にオープンした湯治BAR 松之山温泉。

「もともと宿泊のお客さまから夕食までに１杯飲めるような場所がほしいという声がありました。そういう声を受け、宿泊者の方はもちろん、地元の人も含め温泉街をブラリとできるような場所を作りらかったんです」と柳政道さん。

政道さんは、温泉街にあるひなの宿ちとせで料理を担当しており、湯治BAR 松之山温泉でも腕を振るっています。

提供するのは、地元で採れた山菜や、妻有ポークなどを使ったお酒に合うような料理を提供しています。

おすすめは、約68度の温泉熱で3時間熱を加えた『湯治豚スペアリブワイルドグリル』（1,800円）や『山菜のピッツァ』（1,500円）をはじめとする手作りピザ。

どちらも、厨房の窯で焼きあげています！

今回は、『山菜のピッツァ』を作っているところを少しだけ紹介します。

カウンター席の目の前で作ってくれるので、ピザ作りの工程を一から見ることができます！

フキノトウや͡コゴミといった山菜を、贅沢にのせていきます。

盛り付けたら窯にIN！　どんどんおいしそうな匂いが漂ってきます！

500度の熱で一気に焼き上げるので、2～3分で完成します。

焦げ目のところはぱりぱりしていますが、生地はフワッと、モチモチとした食感です。

さらに提供しているお酒、チェリーはイタリアのオズボルネのもの。

松之山温泉近くにある大地の芸術祭作品、サンティアゴ・シエラの『ブラックシンボル』にちなんでいるそうです。

「十日町にゆかりがあるもの、十日町の食材など、ひとつひとつこだわって選んだものを提供しています」と、政道さん。

政道さんが語る松之山の貴重な話を聞きながら味わいたいですね。