大きなスピーカーに大量のジャズのレコード……

まるでジャズ喫茶のような雰囲気を漂わせるが、実は自家製の二八そばを提供するそばの店なんです！

「ジャズ好きの父の趣味が影響しています。芸術祭の作家さんも食べに来ては作品を置いていかれるのでそれも飾っています」と5代目の高澤さん。

ちなみにお店に入ってすぐのところにある大きなスピーカーも、高澤さんのお父さんの知りあいがくれたものだそうです。

カルチャーが詰まった店内を眺めているだけでも満足してしまいそうですが、ぜひここの蕎麦を食べてお腹も満たしてほしい！

『カレー南蛮そば』（1,200円）や『肉南蛮そば』（1,200円）など種類がありますが、一番のおすすめは『天ざる蕎麦』（1,600円）！

というのも、高澤さんが天ぷらの専門店で修業していたからです。

「妻有地域で採れる野菜、十日町産のそば粉、この地域は食材の宝庫。それを天ざるに詰めました」と高澤さん。

そば屋さん特有の衣がたくさんついているものではなく、天ぷら屋さんの食材本来のうまみを味わうような衣が少なめの天ぷらになっているそう。

高澤さんが揚げる、地元産食材の天ぷらはぜひ味わってみてくださいね。