創業は1949年。
駄菓子店、菓子パンの製造販売などを経て、1958年に大福から和菓子の製造を始めた歴史を持ち、創業70年を機にオープンしたのが和カフェ・ToRaYa。
『大福』や『きんつば』『笹団子』といった伝統的な和菓子の文化も大切にしながら、カフェでは『パフェ』や『チーズケーキ』『あんこラテ』などの進化系(?)和菓子も提供。
「どのメニューも、コース料理の最後に食べるデセール(フランス語でデザートのこと)をイメージしています」というスタッフの言葉通り、定番の『クリーム白玉あんみつ』(700円)も洋皿で提供。
夏には桃やメロンが添えられるというフルーツやアイスクリームに目を奪われがちだが、老舗和菓子店のスイーツだから主役はあんこ。
熟練した和菓子職人が、十勝産のアズキを使って毎日仕込んでいて、まろやかな甘さが特長。
甘さだけでなく、粘度やアズキの粒の大きさにもこだわって、お菓子に合わせてあんこを作り分けている。
茹でたての白玉と一緒に口に運べば、少しゆるめなあんこと、白玉のもちもち食感が楽しく弾む。
周辺の高校に通う学生が下校時に立ち寄ることも多いのは「新しい和菓子文化」が若者にも受け入れられている証だ。
DATA
ToRaYa(トラヤ)
- 住所
- 柏崎市比角1-6-34 とらや菓子店内
- 電話番号
- 0257-22-3453
- 営業時間
- 11:00~17:00(LO16:00。土日祝は10:30~)
- 休み
- 月ほか
- 席数
- 13
- 駐車場
- 8