久しぶりにパンが食べたくなったので、新潟市西区にある石窯パン工房サフラン青山店にやってきました! ムシムシと暑い日が続いているので、こんな日は爽やかなレモンのパンが食べたい気分。パンの種類が豊富なサフランになら、この時期にぴったりのパンがあるはず!
『瀬戸内レモンのクリームパン』(1本400円)を発見! そうそう、こういうパンが食べたかったんです。トングで持つとズッシリ重くて食パンのようなボリューム感。それにしても、おもしろい形。立体的な六角形のパンは初めて見ました! ナットみたいでメカニック? 何だか計算された幾何学のロマンを感じるぞ…。
生地がかなりもっちりしていて弾力があり、とても食べ応えがあります。こんなに大きなパンなのにどこをちぎっても瀬戸内レモンのクリームが詰まっていて美味しい! 酸味がしっかり感じられて、レモンの風味が口いっぱいに広がります。ちぎらずにそのままガブッとかぶりつけるのも1本買いの醍醐味ですね(笑)
一体どうやって作られているのか、月刊にいがた編集部の特権をいかして製造現場に潜入させてもらいました!
サフランの裏側に潜入! 六角形パンができるまで
瀬戸内レモンのクリームパンの製造は、朝7時すぎから仕込みが始まります。早い!
平日には6本、土日祝日は12本焼き上げるそう。ハーフ売りもしているので、試しに食べてみたい人やいろんなパンを少しずつ楽しみたい人にもオススメです。
まずは生地を300gずつに分けて、ペチペチと平らに伸ばしていきます。
実はこの生地、サフラン自慢の『石窯食パン』と同じ生地だったのです!
無添加で体に優しく、自家製の乳酸菌を使うことでもっちり食感を実現。お腹にも優しい!
生地の上に瀬戸内レモンクリームをニュ~と絞って、餃子を作るようにムギュムギュ。
パン全体にまんべんなくクリームが行き渡るようにくるっと編み込みます。
そこで六角形の型が登場! この型の中に編み込んだ生地を2つずつ入れたら、ホイロという機械にいれて再度生地を発酵させて、ふんわりと膨らませます。
いざ、石窯へ! 焼き上がりにワクワク
瀬戸内レモンのクリームパンのもっちり食感の秘密は焼き上げの工程にも隠されています。石窯で焼くと遠赤外線効果で早く焼き上げることができ、その分、水分が抜けづらくなってモチモチに!
六角形の瀬戸内レモンのクリームパンが買えるのは、ここ青山店だけなんです! 限定商品ですよ~!
このほかにも、常時さまざまなパンがたくさん並んでいて、朝早くから訪れる人も多い人気店。
ぜひ、ご賞味あれ♪
この型は一体どこで作られている?
ナットのような六角形で、どこかメカニック感のある瀬戸内レモンのクリームパン。
あのユニークな型は一体どこで作られているのでしょうか?
その答えは、、、燕市にある『White Thumb(ホワイトサム)』こと遠藤孝商店!
製菓製パン業界では知らない人はいない、業界No.1シェアを誇る企業なんです!
日本国内に留まらず、海外にも多くのユーザーを持つすごい会社!
瀬戸内レモンのクリームパン→六角形→ナット→メカニック→ものづくり→燕三条→ホワイトサム
マジカルバナナのように繋がった!(笑)
六角形パンは、サフランの愛とホワイトサムの情熱の結晶ともいえる商品。
あのずっしり重いボリューム感には、ずっしりと思いが込められていました。
DATA
石窯パン工房サフラン青山店
- 住所
- 新潟市西区青山1-3-18
- 電話番号
- 025-230-0080
- 営業時間
- 6:30~19:00(パンが無くなり次第終了)
- 休み
- 無休
- 席数
- 席50(うちテラス席20)
- 駐車場
- 40台