![『佐渡産焼あごだし塩麺』(800円)](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2022/06/a723180a981cab10aab5f2f1bc4adde4-760x507.jpg)
斉藤さんご夫婦が切り盛りするお店。
奥様のご実家は佐渡の漁師さん。御年90歳を超えるパワフルおじいちゃんが今でも漁に出ているとか。
『佐渡産焼あごだし塩麺』は、このおじいちゃんが佐渡沖で捕ったトビウオのダシが染み渡る至福の一杯だ。
佐渡のトビウオ漁は初夏のわずかな期間。
対馬海流に乗って日本海を旅したトビウオは、佐渡に来る頃には脂を蓄えて丸々と。
おじいちゃんはそのタイミングでゲット。「捕ったぞー!」と連絡が入り、ふたりは店を休業して佐渡へ。
生魚の状態をさばき、炭火で焦げ目をつけ、乾燥させる、という作業を自ら行なっているのだ。
![](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2022/06/8f19febe164484a55b674f726cc0c47e-760x507.jpg)
こうしてできあがった「アゴだし」がラーメンに使われるのは、なんとそれから数年後。熟成させることでうまみが蓄積されていくとか。
ダシの出方は、個体によっても日々の気候によっても微妙に変わってくるが「それがおもしろい」と斉藤さん。
透き通った美しいスープは、あっさりとしながらも焼きアゴの香りに圧倒される。レアチャーシューの歯ごたえがアクセントだ。
![カニの甲羅を開けると、カニのむき身がてんこ盛り!](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2022/06/71b359a3b2ee5b4e4641d18fbe4217f7-760x507.jpg)
金三には、佐渡産のぷりぷりのカニを、これでもかと盛りつけた『こぼれ佐渡蟹レタス炒飯』(700円)も名物だ。
殻から身を取り出す作業も全部ふたりの手作業なんだって。
![店長の斉藤さんが掲げているのが佐渡産のカニです](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2022/06/4de2676eec53b72be4243e4e8ec45c31-760x507.jpg)
![新潟市上所。新潟ユニゾンプラザの近くにお店はあります](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2022/06/aaa6dfdb60edcc1280f597e75c98c75a-760x507.jpg)
DATA
中華飯店 金三(Kinsan)
- 住所
- 新潟市中央区上所2-3-11
- 電話番号
- 025-311-0013
- 営業時間
- 11:00~15:00(土は11:00~15:00/17:00~20:00)
- 休み
- 日月曜
- 席数
- 21
- 駐車場
- 8台