おいしそうでしょ！　これ、実はお店ではなく、キッチンカーで焼いているピザなんです!!

今、新潟市内を中心に石窯を載せ焼きたてのピザを提供するキッチンカーが出没しているのを知っていましたか？　完熟トマト色の赤いボディが目印です。

お店の名前はクォータリーピザ。「新潟の4つの季節の食材を焼きたてピザで味わってほしい」。そんな思いを込めた店名です。
出店場所は新潟市中央区の新潟インドアゴルフの駐車場や西区の農産物直売所、いっぺこ～との駐車場など。ほかにサッカーのアルビレックス新潟の試合会場や湯田上カントリークラブなどゴルフ場にも出没しています。

店主でピザ職人の宮永隆史さんが車内の厨房で1枚1枚手際よく生地を伸ばし、石窯に入れて焼き上げていきます。

「もっちりとした食感の生地と新潟市北区のタカギ農場のフレッシュトマトを使ったトマトソースがうちの特徴でうまさの秘訣です。おいしい生地にするためにも発酵段階の生地の温度管理は気を使っています」。

約400～450℃ほどに熱した石窯に生地を入れて、1分半ほど。「クルマの中なので、冬場はいいんですが夏は地獄です（笑）。作り方自体は本場のナポリピッツァを大切にしていますが、提供するメニューはみなさんが普段食べ慣れた味を大切にしています」。窯に入れてからはスピード勝負。素早く生地を回しながら全体を焼き上げていきます。

4種類のグランドメニューに加え季節ごとの限定メニューを1種用意。なかでも定番の『マルゲリータ』（1,300円＋箱代100円）は特製のトマトソースと生地のうまみがダイレクトに感じられます。3種類のチーズが見事なハーモニーで溶け合い、うまみが口のなかに広がります。
ランチにコーヒーと一緒もいいし、休日にビールとともに味わうなんて最高ですよね♪

「固定の店舗ではないのに、少しずづリピーターの方が増えていることが何より嬉しいんです。それはうちのピザを目的にして来てくださっている証拠。“ほかの出店場所も教えて”とか“実店舗を出せばいいのに！”と言ってもらえるのは純粋にうれしいですし、その言葉がやりがいになっています。さらにおいしく焼けるように努力して、お客様に笑顔になってほしいんです」と宮永さん。

出店場所等はインスタグラムで発信中。真っ赤なキッチンカーを見つけたらぜひ注目してください！