TSUBAME×ACTIONS(ツバメクロスアクションズ)は、燕ならではの食文化の発信を目的に地元の経営者や飲食店主、農家らにより結成された団体です。
2022年に燕を流れる大河津分水が通水100周年を迎えるのを機に、「長引くコロナ禍で苦戦する飲食店を元気にしたい」と日本酒プロジェクトを立ち上げました。
酒蔵のない燕の人たちからの「自慢の農産物や食器に合わせる酒が欲しい」という声にも応えた形です。
酒米作りはメンバーで農家の樋浦さんが担当。
品種は新潟県で開発された五百万石。
燕と弥彦を隔てる西川沿いの田で育てられました。
樋浦さんは燕市吉田地区で800年に渡り代々農家を継いできた、27代目当主。
燕のブランドキュウリ『もとまちきゅうり』やお米を生産していますが、酒米作りは初挑戦だったそう!
また醸造は燕のお隣・弥彦村にある、越後一宮に仕える御神酒蔵、弥彦酒造に依頼しました。
こうして昨年末完成したお酒が『haretoke(ハレトケ)』。
昨今ではフルーティで香りがよく甘めの味わいの日本酒が人気ですが、『haretoke』は「働くすべての人が晩酌で楽しむ酒」をコンセプトにしていることから、燗酒でも冷酒でもおいしく飲める、すっきりとした味わいの純米吟醸酒に仕上げたそうです。
燕・岩室・弥彦地区の一部酒販店で購入できるほか、飲食店でのキャンペーンも実施中。
参加店で食事すると『haretoke』を1杯試飲できます。
参加店は下記リンクからご確認ください。
「たくさんの方に飲んでいただきたいです」と代表の森山さんと副代表の高畑さん。
燕の人々の思いが詰まったお酒、ぜひ味わってみてください!
DATA
TSUBAME×ACTIONS(ツバメクロスアクションズ)
- 電話番号
- 080-1266-3996(樋浦)
- リンク
-
TSUBAME×ACTIONS