金色に輝くラーメン丼――。
「メタル丼」と言われるこの丼は、洋食器の町・燕で作られており、アツアツのスープが冷めにくく、一方で丼が熱くならず、でもって割れない、という利点が3拍子揃った燕技術結集の傑作丼だ。
さらに「食器や厨房機器は9割が燕産、使用する野菜も燕産」と語る森山店長ももちろん燕生まれだ。
燕といえば、洋食器と並んで浮かんでくるイメージがラーメン。
舌の肥えた燕ラーメンフリークをうならすために、森山店長はメニュー開発の手間をいとわない。
動物系スープをベースに魚介系をプラスして1 日以上かけて作るWスープ、そして、小麦の風味香る自家製麺は、冨志の味の屋台骨となっている。
醬油、味噌、麻婆麺…。さまざまなメニューを用意しているが、一番人気は麺220グラムで大ボリュームの『濃厚味噌タンタン』。
味噌、ゴマペースト、Wスープ、自家製麺、特製辛肉、燕産チンゲンサイ…!
強烈すぎる個性派食材を合わせているが、ここに燕ならではの味を加えることで、調和とコクが生まれるという。
それは「背脂」。
燕の食材と技術が金色の丼の中で結集。
見事すぎるコラボレーションに拍手。
DATA
麺's冨志(めんズふうし)
- 住所
- 燕市富永100-1
- 電話番号
- 0256-92-0775
- 営業時間
- 11:00~14:30/17:00~21:00(土日祝は11:00~21:00)
- 休み
- 水曜ほか
- 席数
- 30席
- 駐車場
- 10台