笹川流れ遊覧船乗り場に併設されている、笹川流れの地魚処 天ぴ屋。

こちらでは、市場に出る前の水揚げ直後の魚を直接仕入れ、ひとつひとつ丁寧に手作業で作った干物をはじめ、さまざまな加工品を販売しています。

店内には、お皿に移すだけですぐに食べられるパック詰めの『おつまみセット』（300円～）や、冷蔵や冷凍で日持ちのする干物や漬物など、さまざまな加工品がズラリ。

どれも地元村上で水揚げされた地魚を使っています。

なかでもおすすめは、電子レンジで加熱するだけですぐに食べられる『極み干し こはだ南蛮漬け』（パック400円、真空パック500円）です。

村上近海で多く水揚げされるコハダは、骨が多く干物には向いていないとされ、なかなか食べてもらえないという漁師の声を聞き、なんとかしなければとの思いで調理法を開発。

骨までやわらかく、まるごとたべられる『極み干し』として商品化したところ、これが大ヒット。

袋から取り出して電子レンジであたためたり、袋のまま湯煎するだけですぐに食べることができます。

真空パックのタイプは店頭やオンラインショップで購入可能。

通常の真空パックよりも少ない量にしたパックのタイプは店頭販売のみで、様々な種類を少しづつ試してみたい方におすすめです。

筆者が個人的におすすめなのは『極み干し 小鯛』！

炊飯器に米と醤油などの調味料と一緒に入れて炊くだけで、本格的な鯛めしを味わうことができますよ。

「極み干しシリーズは骨までまるごと食べられるので栄養満点で、小さいお子さんでも食べやすいと思います。時短料理にもなるので、忙しいママさんにもおすすめです」と代表の渡辺さん。

冬季期間中は天候によって直接店舗での購入が難しい場合もあるため、ネットショップでの購入がおすすめだそう。

新潟市内にあるセレクトショップ、KITAMAEでも取り扱っています。

暖かくなってきたら、笹川流れ遊覧船の観光やドライブがてら訪れてみてはいかが？