とんかつ太郎といったら、新潟名物「タレかつ丼」の発祥の店、としておなじみ。
タレにくぐらせたかつをご飯の上にのせていただく…。
もも肉のかつはサクサクの食感。
甘めのタレはご飯にもしみ込み、箸が止まらない、止まらない!
そんなとんかつ太郎のかつ丼が、かつサンドになったという情報をキャッチ!
販売しているのは、人気ベーカリー、ラ ブランジェ リシェ。
さっそく行ってみました!
リシェは、新潟バイパス紫竹山インター近く。
白い外観がかわいい人気ベーカリーです。
朝10時。お店に行ってみると、、、、
あれ!? あきらかに品数の少ないエリアが。
そこが『にいがたタレかつサンド』の販売スペース。
毎朝、午前の早い時間に売りきれちゃうんだって。
平日50個、土日曜は約100個を用意しているとか。
使用するかつ、パン粉、タレは、とんかつ太郎のものを使用。
とんかつ太郎ご主人の小松さんが自ら納品し、
そのかつをリシェの店内で揚げているそうです。
揚げる際の油も、とんかつ太郎と同じものを使用するという徹底ぶり!
揚げたてをタレにくぐらせ、リシェの食パンではさんでできあがり。
サクサクのかつの食感。
芳醇な甘みを感じるタレの味。
まさにとんかつ太郎!
この“間違いないかつ”が、リシェの食パンに挟まれています。
食パンは、リシェのスタンダード食パンで、
小麦本来の甘さを感じることができます。
北海道のよつ葉発酵バターを塗ることで、パンとかつの両方のおいしさが違和感なく融合し、同時にそれぞれのおいしさが引き立っているかのよう。
おいしいーーー。
リシェ・オーナーの遠藤さんいわく
「基本のかつは、とんかつ太郎そのまま。揚げ方のアドバイスもしてもらいました。
だけど、ひとつだけ本家の太郎さんとは違う点があるんですよ。それは…。私からは言えません。企業秘密(笑)。
太郎さんがOKというなら載せていいよ」と意味深な発言。。。
ならば、ってことで
そのままとんかつ太郎に直撃してきました!
日刊に「リシェの『にいがたタレかつサンド』、マジ、おいしかったです」
小松さん「でしょ! ウチのかつを使ったかつサンド、ずーっとやってみたいと思っていて。それがいろんな人の協力で実現することができました」
日刊に「ところで、製法に秘密があるって遠藤さんが言ってたんですけど、教えてください」
小松さん「それは、ダメだよ。真似されちゃうもん。企業秘密」
日刊に「何をいまさら! 太郎さんの伝統の味は誰も真似できませんよ。教えてくださいよ」
小松さん「そーだね、わかりました。教えましょう。
実はパン粉だけ違うんですよ。
うちのタレかつ丼は細かいパン粉を使ってるんですよ。その方が、衣がべちゃべちゃすることなくご飯と一緒になって食べられるんですけど、かつサンドにした場合は、粗いパン粉にした方がサクサク感があっていい、ということになったんです」
なるほど。ひとつの商品を世に出すには、いろんな試行錯誤が必要なのね。と実感したのでありました。
というわけで、ラ ブランジェ リシェの『にいがたタレかつサンド』。ぜひ食べてみてね。
DATA
ラ ブランジェ リシェ
- 住所
- 新潟市中央区鐙2-14-20
- 電話番号
- 025-278-3676
- 営業時間
- 8:00〜18:00
- 休み
- 火曜
- 駐車場
- 24台