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紅葉に染まる池を泳ぐ錦鯉を思いながら味わいたい銘菓|小千谷市

  • 情報掲載日:2021.11.13
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

雪国の清らかな水と伝統の技法で育てられ、独特な色調を持つ流麗な体形から、別名「泳ぐ宝石」とも呼ばれる錦鯉。

小千谷はその発祥の地とされ、毎年秋に開かれる品評会には、選び抜かれた美しい錦鯉を目にしようと、国内はもとより、海外からも多くの愛好家たちが集まります。

彼らが小千谷土産としてこぞって買い求めるのが、澤田屋の『錦鯉最中』です。

澤田屋 外観。小千谷市の平成商店街にあります
澤田屋 外観。小千谷市の平成商店街にあります
『錦鯉最中』。詰め合わせでの販売で、6個入り1,480円~
『錦鯉最中』。詰め合わせでの販売で、6個入り1,480円~

このお菓子について、澤田屋4代目の澤田芳夫さんにうかがいました。

澤田屋 代表・澤田芳夫さん。「よい材料を使うこと」をモットーに50年以上菓子作りに励む。受賞多数の『カステラ』も自信作
澤田屋 代表・澤田芳夫さん。「よい材料を使うこと」をモットーに50年以上菓子作りに励む。受賞多数の『カステラ』も自信作

「鮎のお菓子はありますが、鯉をモチーフにしたお菓子は珍しいですよね。先代が考案したもので、商標登録は昭和39年。発売前に、先代は錦鯉の生産者さんのもとに足を運び、お伺いを立てたそうです。皆さん、『錦鯉が有名になるのはいいことだ』と喜んでくださったそうですよ」。

『錦鯉最中』。紅葉に染まる池を泳ぐ錦鯉をイメージして撮影してみました
『錦鯉最中』。紅葉に染まる池を泳ぐ錦鯉をイメージして撮影してみました

まず目を奪われるのはそのカラフルさ。

最中皮は新潟産米から作られ、茶色い皮の最中にはつぶあん、赤い皮には白あん、白い皮にはユズの皮、果汁を加えたユズあん、緑の皮には宇治抹茶を用いた抹茶あんが入っています。

それぞれのあんの風味を楽しめるよう、今も日々工夫を重ねているそうです
それぞれのあんの風味を楽しめるよう、今も日々工夫を重ねているそうです

そしてなにより、錦鯉をかたどった、そのかわいらしい形状たるや。

どこから撮ってもかわいい…
どこから撮ってもかわいい…

ぽっかり丸い口元や繊細なうろこの模様など、見れば見るほど食べるのが惜しくなります。

「もったいながらず、ぜひおいしく食べてください(笑)」と澤田さん。


なお、密封して販売しているので、開封直後の最中皮の食感はパリパリ。
早めに味わうのがおすすめですよ。


なお、澤田屋にはもうひとつ、錦鯉をモチーフにしたお菓子があります。

それがこちら。

錦鯉さぶれ
錦鯉さぶれ

錦鯉をかたどった、サクサク香ばしいサブレです。
箱もかわいく、誰かにあげたくなります。

ほか、小千谷特産のそばを使用した『そばさぶれ最中』、澤田さんの自身作『カステラ』もおすすめです。


小千谷に錦鯉を見に行ったら、ぜひ澤田屋に立ち寄ってみてくださいね。

DATA

澤田屋
住所
小千谷市平成2-1-1
電話番号
0258-82-2323
営業時間
9:00~18:00
休み
水曜
駐車場
7台
備考

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