お店の目印は、鮮やかなイエローの外観。
ひとつの建物にパン店とジェラートショップが隣り合うユニークなお店です。
オーナーは、この道約30年のパン職人・珊瑚誠三郎さん。
持ち前の発想力と行動力で、おいしく楽しいパンを作り続けていて、パン業界のトレンドにも敏感です。
突然ですが、みなさんは最新のトレンドパンといえば何を思い浮かべますか?
フルーツサンド?それともマリトッツォ?
実は今、マヌルパンなるものが流行中らしいんです。
一体どんなパンなのか、まだまだ知らない人も多いと思います。
そこで、今回は珊瑚さんにマヌルパンについて教えてもらいました!
「マヌルパンは、韓国発祥のガーリックパンです。クリームチーズを挟んだ丸パンにガーリックバターをたっぷり染み込ませて焼き上げるのが基本です。ウチの店では、さらにチーズをのせています。外はカリッと、中はジュワッとした食感と甘じょっぱい味わいがクセになりますよ」と珊瑚さん。
悪魔的なおいしさとカロリー。
なんとも罪深い食べ物なんです。
次は実際に作り方を見ていきましょう!
工程①焼いたパンにクリームチーズをたっぷり絞る
丸パンに切れ目を入れ、クリームチーズを搾ります。
クレールでは、グラニュー糖とレモン汁を加えたさっぱり系のクリームチーズを使用してます。
工程②ガーリックバターを作る
ニンニクや溶かしバター、卵、ハチミツ、生クリーム、パセリなどを混ぜ合わせ、ガーリックバターを作ります。
本場韓国では生ニンニクのみを使用するようですが、クレールでは生ニンニクと過熱したニンニクを半々ずつ使用することで日本人が食べやすいように工夫しています。
工程③これでもか!!というくらいガーリックバターを染み込ませる
工程①のパンにガーリックバターをたっぷり染み込ませ、最後にクリームチーズを搾り、チーズをのせます。
これを低温で焼き上げれば完成!
ぶわっと広がるガーリックの香りがたまりません!
クレールでは、1個388円で販売中。ぜひ一度お試しください◎
また店内には、マヌルパンのほか、約100類のパンが揃います。
今の時期は秋の食材を使ったパンも豊富で、イチオシは『栗とスイートポテトのデニッシュ』。
サクサク食感と口溶けのよさにこだわったデニッシュの中にはスイートポテトが。
上にはカスタードクリームとモンブラクリームを搾り、大きな栗の渋皮煮をトッピングしてあり、サツマイモと栗の両方を楽しめる贅沢なデニッシュです。
DATA
手作りパン&ジェラート クレール
- 住所
- 新潟市江南区亀田四ツ興野2-5-2
- 電話番号
- 025-382-3680
- 営業時間
- 7:00~18:30
- 休み
- 第3月休
- 席数
- 20席(テラス)
- 駐車場
- 12台