上越市・高田にある文化財、旧師団長官舎内にレストランがオープンしました。

その名もレストラン エリス。

上越市本町のフレンチレストランで10年近く腕を振るい、ミシュラン掲載の経験もある米谷シェフがオーナーシェフを務めるレストランです。

明治期に建築された旧師団長官舎は、第3代師団長の長岡外史のヨーロッパでの生活経験を生かした洋風のつくりが特徴です。

まるで社交界に訪れたかのような気分になれる空間にうっとり。

レストラン エリスは、シェフのおまかせコースのみの完全予約制になっており、ランチタイムには4,000円と7,000円、ディナータイムには7,700円と11,000円（サービス料10％込み）のコースを楽しむことができます。

新潟県内の食材を中心に旬の食材を使い、米谷シェフがフレンチの技法をベースにジャンルの垣根を超えた料理を提供。
メニューは定期的に変わり、季節の移り変わりも楽しむことができます。

『コシヒカリのリゾット』はチーズを一切使わず、コシヒカリが持つ粘りをいかし、魚介のエキスと共に素材の味を引き出したおじやのような一品です。

家庭ではなかなか食べることができないような食材や調理法を用いた料理で、非日常を味わってほしいという米谷シェフの想いが詰まった料理の数々を味わえます。

「新潟県内の方はもちろん、県外の方にも食をきっかけに上越市へ来てほしいです」と熱く語ってくださった米谷シェフ。

店内で使われるイスやテーブル、お皿やカトラリーなどは新潟県内の職人が手掛けたものを使い、料理だけではなく食事をする空間全体までもが新潟県へのリスペクトに溢れています。

上越の歴史に思いを馳せながら、一流の料理と非日常を味わってみてはいかが？