長岡駅から徒歩10分ほど。
川西屋は明治42年創業の老舗菓子店です。
夏のアイスキャンディでもおなじみですが、この店の看板商品といえば『酒饅頭』。
長岡の人々にとってのふるさとの味になっています。
酒饅頭とはどんなお饅頭なのか、店主・早川さんに聞きました。
麹を発酵させ、もち米と合わせてひと晩寝かせた酒元を使います。
酒元に小麦粉を加えて練ると、発酵の力で生地が膨らみます。
これを蒸して作るのが酒饅頭。
ほんのりとした酸味と強いコシのある生地が特徴です。
商品ラインナップは4種類。
左の白いロゴのお饅頭が『塩あずき』。
塩味の小豆が入っています。
左から2番目の緑のロゴのお饅頭が『甘塩』。
ほんのり甘じょっぱい小豆入りです。
真ん中とその右隣の赤いロゴが、こしあん入りの『甘あん』。
通常は白生地のみですが、取材日にちょうど紅白での注文があったとのことで、特別に赤い生地の『甘あん』も撮影させてもらいました。
右の茶色いロゴのお饅頭が『醤油つぶあん』。
摂田屋産の醤油を生地に加えており、ほんのり醤油の香りが楽しめます。
中には甘あんが入っています。
なお、酒饅頭の特性上、翌日には硬くなるので、蒸したり焼いたり揚げたりして食べるのがおすすめだそうです。
酒饅頭の隣に『醤油パン』なる商品を発見。
酒饅頭の生地に醤油を塗ったもので、甘さはなし。
「どう食べるといいですか?」と早川さんに聞くと、「私は焼いてバターを塗ってハムを挟んで食べますよ」と教えてくれました。おいしそう!
このほか、ショーケースには『酒饅頭』のほか『中華饅頭』や『チョコまん』などの和菓子、『長岡名物醤油赤飯』も。
長岡市民に愛される味をぜひお楽しみください。
Information
川西屋
- 住所
- 長岡市神田町1-2-9
- 電話番号
- 0258-32-2588
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 休み
- 月曜
- 駐車場
- 2台
- 備考