昭和51年創業、古町の老舗喫茶店の代表格であるエトアール。

2018年末に一時閉店したが、翌年春に「エトアール プリュス」として復活。
現在は旧店舗時代から長年スタッフとして勤めていた枝並荘次さんがお店を切り盛りしています。

「店を閉めた時、古町の人たちから寂しいという声を多くいただきましたが、再オープンしてとても喜んでもらえました。まちに必要とされていることを実感できてうれしかったです」と枝並さん。

定番メニューのスパゲッティやチョコレートパフェなどは今も健在。
なかでも開店当初からの看板メニュー『デイリーセット』は現在も変わらぬ人気ぶり！
40年以上同じ製法で作る自家製トマトソースがおいしいナポリタンに、昔懐かしいピザトースト、さらにサラダとコーヒー、ヨーグルトが付いたボリューム満点のセットで、老若男女を問わずファンが多いんです。

「今も当時のレシピをベースに作っていますが、昔はこうだったという考えに縛られすぎると、店がさびれてきちゃうと思うんです。
当時の雰囲気を残しつつ、新しいことにもチャレンジするように心掛けています」。

現在は、若手スタッフの育成にも力を注いでいるのだとか。

「これから何十年も先までお店を残していくために、エトアールの伝統を若いスタッフたちに受け継いでいこうと思っています。
やっぱりいつまでもこの場所でお店を営業し続けていたいですからね」。