萬代橋のたもとに建つ新潟市万代エリアのランドマーク、メディアシップ。

最上階には展望室もあり、日中は新潟市街や新潟港、遠くには弥彦山や五頭山、そして雄大な日本海の景色をパノラマで楽しむことができる人気スポット。

その19階のレストランフロアにあるのが、こちらFRENCH TEPPAN 静香庵だ。

新潟に高級鉄板料理を持ち込んだお店で、開店から7年が経つ今でも、週末は予約が取りづらく、クリスマスなどのイベント日は予約開始とともに満席になる人気ぶり。

ステーキ用の特選銘柄牛をはじめ、オマール海老や鮑、トリュフにフォアグラなど、国内海外を問わず最高峰の食材を妥協せずに仕入れる。

それをテーブルごとに配される熟練のシェフたちが、目の前の鉄板でダイナミックに、そして軽やかに調理してくれる。

その様子は、ステージでパフォーマンスを見ているかのよう。
まさに圧巻だ。

肉の焼ける香り、オマール海老を返す音、見事な手さばき。

カウンター席にいると、五感全てで受け止めてしまうので、料理が出てくる前からノックアウト寸前だ。

鉄板の前に立つシェフの後ろには、壮大な日本海と季節や時間によって変化する美しい夕景が広がっている。

まさに、非日常空間。

ドリンクは、300種以上をストックする世界のワインをはじめ、新潟の清酒、カクテルと多彩。

基本は、幅広く設けられたコースで楽しみたいが、アラカルトの用意もあり、料理一皿とワインを1杯という方も大歓迎。

食後は万代シテイ側のサロンに部屋を移し、街の夜景を愉しみながら、ゆったりとしたデザートタイムを過ごすというラグジュアリーな演出も好印象。