店名は「灯台」の意味。
古町の路地裏、ひっそりと燈る街灯に導かれてドアを開けると、笑顔のバーテンダーが迎えてくれる。
小気味良いシェーカーの音、肩を光らせ所狭しと並ぶ世界の銘酒たち…。
「此処は新潟か」と訪れた瞬間、非日常空間へと誘われる。
旬の食材を巧みにカクテルに落とし込む洗練されたバーテンダーのテクニック。
彼らとのコミュニケーションも楽しみのひとつだ。
無駄のない美しい所作とスマートな接客に、彼らのプロ意識の高さを感じさせられる。
研究熱心で、訪れるたびに新たな取り組みを披露する真摯さもまた、ファンの心を捉えているのだろう。
男女問わず好評の本格デザートは洋菓子店ルーテシアの監修。
洋酒とスイーツのマリアージュが愉しめる。
忙しい日々のご褒美にと、これを目当てに来店するお客も多いとか。
ゆったりとくつろげるカウンター席と、グループや内々で話し込むのに好都合なボックスが2つ。
メニューブックも用意され、バー初心者にもやさしい。
2019年春に一部改装を加えた店内は、よりエレガントな空間へと変貌した。
今宵も「古町の灯台」の燈を目印に、心の休息を求める大人たちが集う。
Information
Bar FARO(バー ファロ)
- 住所
- 新潟市中央区東堀通9-1401-2 刈谷ビル1F
- 電話番号
- 025-226-0086
- 営業時間
- 18:00~深1:00
- 休み
- 日曜、祝日
- 席数
- 15(カウンター7席・テーブル2卓)
- 駐車場
- なし
- 備考