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「日本一楽しいすし屋」を目指し進化を続ける【鮨 登喜和・小林宏輔さん】

  • 情報掲載日:2020.12.09
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。
鮨 登喜和外観。新発田の繁華街、新道・ 掛蔵にあります
鮨 登喜和外観。新発田の繁華街、新道・ 掛蔵にあります

登喜和の創業は昭和29年。
かねてから「味と技術は一流」と新発田市外、県外から足を運ぶ人も多い名店です。

店内では樹齢300年の木曽檜で作られた重厚なカウンターが迎えます。カウンターにいるのが小林宏輔さん
店内では樹齢300年の木曽檜で作られた重厚なカウンターが迎えます。カウンターにいるのが小林宏輔さん

小林宏輔さんはこの店の3代目。
2017年、祖母、父と受け継がれてきた店を、小林さんの主導で一新します。

「並、中、上という〝おきまり〞のすしや一品料理を出す一般的なすし屋から、おまかせのコース主体の店にしました。料理もお出ししますが、おまかせの主役はすし。すしを食べてほしいんです」。

おまかせの一例、凝縮した甘みを楽しめる佐渡・赤泊産の南蛮 エビの握り
おまかせの一例、凝縮した甘みを楽しめる佐渡・赤泊産の南蛮 エビの握り

現在のおまかせの主役は、新潟の魚のすしです。

「新潟の魚ってめちゃくちゃいいんです。時期や天候にもよるので、お客さんに喜んでもらえないようなら県外から取り寄せて使うこともありますが、今は99%新潟の魚を使っています」。

新潟の豊かな食材に丁寧な仕事を施して作り上げるすしと料理を、気取らず味わえるのもこの店の魅力です。

「今の僕があるのは周りの人に恵まれ続けた結果です」と小林さん。県内料理人との交友関係も広く、その影響で取材時にはカルボナーラづくりにハマっているとのことでした
「今の僕があるのは周りの人に恵まれ続けた結果です」と小林さん。県内料理人との交友関係も広く、その影響で取材時にはカルボナーラづくりにハマっているとのことでした

家族経営ならではのアットホームさに加え、小林さんの親しみやすい人柄によるところが大きいと思われます。

「当初は落ち着いた店をやりたかったんですが、気づいたんです、似合わないって(笑)! 僕は日本一楽しいすし屋を目指しています。これからも、〝おまかせ〞で驚きと発見と楽しさを提供したい。そこに自分らしさをどう表現するかがこれからの課題です」。

現在、昼は8,000円(税抜)の握りおまかせ、夜はすし、料理計約20品からなる10,000円(税抜)のおまかせのみの提供。

このおまかせに加えてぜひ味わってほしいのがこちら。

『登喜和のいなり』(1個180円税抜)
『登喜和のいなり』(1個180円税抜)

『登喜和のいなり』です。
以前から登喜和の名物として知られていて、お店で味わうほか、手土産にする人も多いという逸品です。
中には栗の甘露煮とクルミの飴煮が入っています。

進化し続ける登喜和にあって、代々受け継がれる一品もぜひ味わってみてください。

Information

鮨 登喜和(すし ときわ)
住所
新発田市中央町3-7-8
電話番号
0254-22-3358
営業時間
12:00~(一斉スタート)/18:00~、19:00~の選択制
休み
月曜(祝日の場合は営業)、ほか不定休あり
席数
席9
駐車場
2台
備考

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