新津人の「飲んだあとのシメ」といったら、おばな家の長崎ちゃんぽん、なのである。
今年5月、新津駅前の旧店舗から50mほど離れた小路沿いに移転。いつものルーティンで駅前に足を運んで、おばな家がない!とパニックになったファンも多かったようだ。
ご安心あれ。おばな家は健在だ。
現在は三代目の吉田光義さんが伝統の味を受け継いでいます。
ところで、なんで新津で長崎ちゃんぽんなの?
創業は昭和43年。
初代店主が九州久留米出身だったことから、なじみ深いちゃんぽんを提供し始めたとか。
とは言え、当初は数ある食堂メニューのうちのひとつ。しかし、新潟で当時珍しかった「とんこつスープの麺メニュー」は、噂が噂を呼んで話題になり、新津ソウルフードの地位を確立したというわけだ。
エビ、イカ、アサリ。魚介の風味が染み出たスープは適度に濃厚で思わず完飲しちゃいそう。
キャベツ、ニンジン、豚肉、かまぼこ…具材だけで150g。
10種以上の具材が渾然一体に。店長いわく「具材の何かひとつでも欠けると味のバランスがずれてしまう」とか。
こちらに200gの特注丸太麺をプラスし、スープも一緒くたにして鍋の中で合わせる。
なかなかのボリューム。
でも新津人は飲んだあとでもあっさり完食。
新津の夜は、コレを抜きに終えられないのだ。
Information
おばな家
- 住所
- 新潟市秋葉区新津本町1-6-13
- 電話番号
- 0250-22-0239
- 営業時間
- 11:30~14:00/18:00~23:00
- 休み
- 木曜ほか
- 席数
- 28席
- 駐車場
- 4台