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【名店レシピ】とん汁の店 たちばなの『とん汁』を自宅のキッチンで再現|妙高市新井

  • 情報掲載日:2020.07.01
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。
『とん汁定食』(並盛970円税込)。とん汁は並盛でも丼に並々と盛られ、食べ応え十分
『とん汁定食』(並盛970円税込)。とん汁は並盛でも丼に並々と盛られ、食べ応え十分

 

1日に作る豚汁はなんと400人前!

豚汁の店として店を立ち上げて48年。

今や「たちばなのとん汁」は全国的にも有名な妙高のソウルフードとなっています。

玉ネギの甘みを強く感じられる濃厚なスープは、シチューにも例えられるほどで、初めて口にした時には誰もが「こんな豚汁初めて!!」と感動するに違いありません!(僕自身がその一人でした)

 

汁はほとんどが玉ネギの水分で、1杯の豚汁に約1.5個が使われているというから驚き。

「毎日大量の玉ネギをすべて手作業で切っています。いつしか体も慣れてきて、今ではまったく玉ネギが目に染みないようになりました」と店主・松澤さん。

玉ネギは北海道や佐賀など年間を通して旬の産地から仕入れています。

時季により玉ネギの状態が異なるため、種類の違うものをブレンドしたり、煮る時間を変えたりと、使い方にも気を配っているそうです。

そのほかの具材は豚肉と木綿豆腐のみとシンプルですが、スープにそれぞれのうまみが溶け込んでおり、ご飯との相性はバッチリ!

ご飯、豚汁、ご飯、豚汁…。

いつまでも食べ続けていたくなる『とん汁定食』、ぜひ一度食べてみてください!

 

自慢のとん汁をスープにした『とん汁ラーメン』(820円税込)や、つけ麺の『とんそば』(970円税込)も絶大な人気を誇っています。豚汁の持ち帰り(1人前730円税込~)も可能
自慢のとん汁をスープにした『とん汁ラーメン』(820円税込)や、つけ麺の『とんそば』(970円税込)も絶大な人気を誇っています。豚汁の持ち帰り(1人前730円税込~)も可能
お店は1972年創業
お店は1972年創業
3代目店主・松澤さん。お店で働き始めて11年。現在では代表取締役社長を務めています
3代目店主・松澤さん。お店で働き始めて11年。現在では代表取締役社長を務めています

 

そこで、この味を家で再現できないかとレシピを聞いてみると、

「うちの豚汁の作り方は一般的なものとはまったく違うんです。最初に味付けをするので後から味の濃さを変えることができないし、使う水の量はすごく少ないし…」と西澤さん。

ただ、その工程は意外と簡単!

完成まで約30分と短時間で、誰でも手軽に作ることができるので、ぜひ試してあれ。

 

おうちでつくる
とん汁

材料(5人分)

豚バラ薄切り肉…200g
玉ネギ…3個(約500g)
木綿豆腐…1丁(約300g)
ダシ汁…2と1/2カップ
塩…小さじ1/4
白味噌…70g

※以下の写真はお店で作ってるときのものです。あしからず。

作り方

1.ダシ汁に白味噌を溶き混ぜる

鍋にダシ汁を入れて中火にかけ、塩と白味噌を加えて混ぜます。
ここで味付けを済ませるため、多少しょっぱくても大丈夫!

2.豚肉をほぐしながら入れる

4~5cm幅に切った豚肉をほぐしながら入れ、
全体をかき混ぜつつ、強めの中火で1分ほど煮ます

3.豚肉に少し赤身が残る程度で火を止める

豚肉は火を通しすぎるとかたくなってしまうため、この段階では少し赤みが残る程度に火が通っていればOK。
肉がかたまらないよう、ほぐしながら火を通すのもポイントです

4.玉ネギの上に豆腐をのせ、中火で15分ほど煮る

くし形に切った玉ネギを加え、表面を平らにならす。その上に、1丁を8等分くらいになるように切った豆腐をのせ、フタをし、中火で15分ほど煮て火を止めます

5.豆腐を崩さないよう、やさしく全体を混ぜる

仕上げとして浮いてきた脂を適度に取った後、天地を返すように別の鍋に移し替え、弱火にかけて温めます。
豆腐をできるだけ崩さないよう、鍋の底からやさしく全体を混ぜたら完成です!

完成!

おうちで作る際のアドバイス

水分が少なく見えても大丈夫!

ダシ汁の量が少ないように思えますが、玉ネギからたくさんの水分が出るのでご心配なく

市販の顆粒ダシで代替可

店ではダシをカツオブシや昆布からとっていますが、市販の顆粒ダシを使用してもOKです

Information

とん汁の店 たちばな
住所
妙高市栗原2-3-10
電話番号
0255-72-2450
営業時間
10:00~19:30
休み
月曜
席数
40席
駐車場
20台

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