長岡市の酒蔵、お福酒造からユニークな新商品が登場しました!
日本酒と小説がセットになった商品で、その名も『ほろよい文庫』。いい響きですね~。
これは長岡市を題材にした短編小説を読みながら、お酒を飲む時間そのものを楽しんでもらいたいと始まったプロジェクトです。人気小説家、山内マリコ氏が実際に長岡を訪れ執筆。ある男女に起こった出来事を男性、女性の両サイドから描いたふたつの小説と、純米吟醸の甘口、辛口の2種のお酒がそれぞれ小説とセットで販売されているのです。
『ほろよい文庫』はこの秋からの初めての取り組み。ですが、酒蔵と本という観点で見ると、実は創業者である岸五郎氏はお福酒造を立ち上げる3年前に『醸海拾玉』(じょうかいしゅぎょく)という名前の日本で初といわれる酒造りの専門書を発刊した歴史があるのです。
この本は杜氏の勘だけで行なっていた当時の酒造りを化学的視点から書き、酒造りのバイブルと言われ、以降多くの蔵に影響を与えたと言われています。「本にまつわる蔵の成り立ちと、日本酒になじみのない人たちにも飲んでもらえるきっかけを作りたいという私たちの思いが『ほろよい文庫』の出発点だったのです」と専務の岸さん。
小説とお酒。おもしろい商品ですよね! 飲みながら読んで、途中で気持ちよくなってウトウトしちゃってください(笑)。
Information
お福酒造
- 住所
- 長岡市横枕町606
- 電話番号
- 0258-22-0086
- リンク
- お福酒造