阿部酒造の6代目・阿部裕太さんと柏崎の小清水集落で米作りをする矢島さんがタッグを組み、地域おこしの酒を醸しました。
阿部さんは東京で進学・就職するも、日本酒の魅力に気づき 2015年に蔵に戻り、今では地元柏崎のために日々おいしいお酒を醸しているます。
矢島さんは夏は農家として、冬は阿部酒造の蔵人として働き、地域おこしのための活動を積極的に行なっています。
「柏崎の美しい景 色を守るため、柏崎市内の集落をイメージしたお酒を、その集落の米と水で作ろう」という阿部さんの思いから実現したプロジェクトで、『小清水』は矢島さんが小清水集落で栽培した米を100%使用しています。
ま た、集落の一年を味で表現するというユニーク なコンセプトで展開しており、「 2018年は苦労の多い年だったので複雑味のあるものに、2019 年は明るい出来事が多かったので甘酸っぱく、 バランスのよい味わいに仕上げました」と阿部さん。
さらに、酒の売り上げの一部を田んぼの整備費用などに還元しているそう。
これぞまさに地域おこしの酒ですね。
Information
阿部酒造
- 住所
- 柏崎市安田3475-1
- 電話番号
- 0257-22-4317