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雪国・新潟の風景をお菓子に封じ込める加茂の老舗菓子店

  • 情報掲載日:2020.01.02
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

古くから京都との関わりがあったことや中心街の落ち着いた町並みから“越後の小京都”とも呼ばれる加茂。

新潟においてこれだけ和菓子の似合う町はないかもしれない。

創業百年を超える加茂の老舗菓子店、雪国庵 あめ友の看板商品『うす氷』は加茂や新潟を喚起させる個性的な銘菓だ。

5センチほどの棒状のお菓子で、サクッとした歯応えがあるものの、口の中でとろけ濃厚な甘さが広がる。

なるほど、”うす氷“とはよく言ったものだと頷ける。

うすく張った氷を思わせる中に淡い紫のあずきと薄緑の抹茶。この2種がある。

「材料は砂糖、あずき、寒天の3つ。抹茶にはあずきの代わりに白いんげんを使います。材料としては羊羹と同じ。作り方を変えるとまったく別のものになる。それを一日置いて型に入れ乾燥させるんです。出来上がると、ちょうど冬の寒い朝に水面に薄く氷が張る――そんなイメージが湧き『うす氷』と名付けたんです」と、このお菓子を造り上げた四代目の近藤さん。

甘さ控えめにするため砂糖に代わる添加糖を試してみたが、砂糖でなければダメだったという。

「結晶化せず固まらないんです。甘すぎるというご意見もありますが、糖度が高いので日持ちするんです。おいしさは20日ほど持ちます。コスパのいいお菓子だと思いますよ(笑)」。

『うす氷』はお使い物に最適だ。

Information

雪国庵 あめ友
住所
加茂市上町3-30
電話番号
0256-52-0365
営業時間
8:30~17:30
休み
無休
駐車場
5台
備考

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