開店から40年。
ルイジアナママは、性別・世代を問わず、県央エリアの人たちに愛される老舗カフェです。

食事やデザートはもちろん、マイルドな味わいの『ルイジアナママブレンド』（420円税込）をはじめとしたコーヒーも人気です。

木のぬくもりたっぷりの店内を見渡すと、いたるところに本が並んでいます。

「ソファ席のそばには私の好きな永井宏さんの本、窓際には古いクウネル、大きなテーブル脇には料理の本、と場所ごとに並ぶ本のカラーが違うんですよ」とママ・津原和代さん。

加えて８年ほど前から、三条市の古書店・真昼造船が「ルイジアナママのお客さんに合うもの」という観点で選んでくれた古書を店内で販売しています。

「本と、コーヒー。」というコーナーを設けたのは昨年秋。

「本もコーヒーも、みんな好きだし、カフェには欠かせないもの。改めてこの組み合わせ、なんかいいなって（笑）」という津原さんの思い付きから、真昼造船に「コーヒーの本」のセレクトを依頼。

するとエッセイや小説、レシピ本、美術書、マンガなど、多彩なジャンルの、コーヒーにまつわる20冊の本が集まった。
当初販売を考えていたが、「店内でじっくり読んでもらいたい」と閲覧用に。

代わりに古書販売コーナーを充実させ、コーヒーのお菓子や雑貨の販売、コーヒー染めのしおりのプレゼントなども開始。
店内が「本と、コーヒー。」一色になりました。

「店内の〝コーヒーの本〞に関連したコーヒーメニューを提供したいなとか、まだまだやりたいことがいっぱい。
本とコーヒーがあれば、どこまでも世界が広がる気がします」。と津原さん

本とコーヒーのコンビに、人気カフェも夢中のご様子です。