「神の舌」とかなんとか言って、使われている料理の素材を言い当てるようなバラエティ番組を見たことあるけど、そんな「神」にこそ、このラーメンを食べてほしい――。
まごころ亭の看板メニュー『特製吟醸味噌らーめん』は、実に「複雑」だ。

味の基本となるスープは、北海道産の味噌を数種類、絶妙の比率でブレンド。
ねっとりしていて濃厚で甘くてコク深くて…。国産小麦使用、風味豊かでもちもち食感の太麺にまとわりつく。
麺の上にのるのは、大量のモヤシ、メンマ、ネギ、フライドオニオン、ショウガ、ゆず、卵、さらには特製の「かしら」（鶏肉と豚肉を細かく切って一緒くたにしたオリジナル料理）…！　
これらすべてが混然一体になるとまたまた違った味覚が出現するのだ。

これでも気が済まないという探求心旺盛な人は、卓上にある薬味をどうぞ。
ビールに合うという「万菜」や塩昆布、青のり、さらに十味唐辛子（おきて破りのガラムマサラ入り！）を入れて刺激的辛さを求めるもよし！　

一杯で何回「味変」できるんだ !?

この複雑かつ耽美な味のハーモニーに「神の舌」も、ひれ伏すんじゃないかな。

ちなみにプラス100円で大盛になるけど、ただでさえ盛りがすごいのでその必要はないかも。