「ブーランジェになってから、どのパンよりも長く時間をかけているのはバゲットです。だからと言って、何か特別な作り方やこだわりはないんです。学んできた作り方を忠実に守って、毎日食べられる味――それだけです」。
そう笑顔で話してくれるのは、見附市のベーカリー、pictoの宮島順子さん。ここでお店を始める前の、5年間に及ぶフランスでのパン作りの経験こそが彼女の、そしてこの店のスタンダードになっています。
フランスでは作る人によってバゲットの見た目も味もさまざま。職人の個性が出るのが、バゲットというパンなのです。
2018年3月に見附の新町商店街にお店を構え、あっという間に評判のお店となりました。ショーケースを挟んで対面販売することで、バゲットやカンパーニュなどのハード系パンの特徴、おいしい食べ方を自らお客さんに伝えています。
店内にはイートインスペースもあり、コーヒーなども提供。自慢のバゲットで作る『サンドイッチ』(420円税込~)を目当てに行くのもおすすめです。
「フランスで学んできたパン作りを大切にして、定番のパンをいつも通りおいしく作るのが好きだし、それが私らしいと思っています」。そんなモットーを大切に、心を込めて作る宮島さんのパンたちが今日もおいしそうにショーケースに並んでいます。
Information
picto(ピクト)
- 住所
- 見附市新町1-17-25
- 電話番号
- 0258-86-8924
- 営業時間
- 8:00~18:00
- 休み
- 水曜ほか
- 席数
- 7席
- 駐車場
- なし(店舗前路上駐車可)