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新潟みやげの定番中の定番『笹だんご』の名店、田中屋本店

  • 情報掲載日:2019.03.05
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。
田中屋本店の『笹だんご』
田中屋本店の『笹だんご』

全国に知られる新潟みやげの筆頭といえば笹団子。
笹に包まれたヨモギ団子の素朴なおいしさは県民のみならず、全国の人を虜にしています。

県内数多くの店で提供されていますが、新潟市の代表的なお店といえるのが田中屋本店です。

みなと工房店内にて、支配人の田中幸江さんをぱちり
みなと工房店内にて、支配人の田中幸江さんをぱちり

創業は昭和6年。
古町10番町で餅菓子を中心に製造販売していましたが、昭和57年に転機が訪れます。

上越新幹線が開通し、笹団子が新潟名物として打ち出されたのです。

「元来、笹団子は家庭で作るもので、店でも季節商品として製造する程度でした。でもこの頃から『笹だんご』に力を入れ、今では当店の主力商品になりました」とみなと工房支配人の田中幸江さん。

おなじみの箱のキャラクターは「あかねちゃん」という名前だそう。店内ではあかねちゃんグッズも販売されていました!
おなじみの箱のキャラクターは「あかねちゃん」という名前だそう。店内ではあかねちゃんグッズも販売されていました!

現社長の「『笹だんご』地域一番店を目指そう」というスローガンのもと、原材料を県産中心として新潟色を強め、粒あん、こしあんだけだった品揃えをキンピラゴボウ、アラメ、茶豆あんと増やしていきました。

田中屋本店の『笹だんご』。『こしあん』『つぶあん』は1 個162円、『きんぴら』『あらめ』『茶豆笹だんご』は1個183円。ちなみに「みなと工房」限定で、各1個ずつが味わえるアラカルト(874円)も購入できます!
田中屋本店の『笹だんご』。『こしあん』『つぶあん』は1 個162円、『きんぴら』『あらめ』『茶豆笹だんご』は1個183円。ちなみに「みなと工房」限定で、各1個ずつが味わえるアラカルト(874円)も購入できます!

平成19年には信濃川左岸にみなと工房を開店。

商品を購入できるだけでなく、実演販売や『笹だんご講座』の実施なども行なう体感型ショップとなっています。

みなと工房店内。左下に見えるコーナーでは、『笹だんご』を巻く作業がいつでも見られます
みなと工房店内。左下に見えるコーナーでは、『笹だんご』を巻く作業がいつでも見られます
『笹だんご』をまく作業。機械化はせず(というかできない!)、すべて手作業で行なっています。朝から午後まで、ひとり1,000個ほどを作ることもあるとか
『笹だんご』をまく作業。機械化はせず(というかできない!)、すべて手作業で行なっています。朝から午後まで、ひとり1,000個ほどを作ることもあるとか
『笹だんご』に用いるヨモギのより分け作業が行なわれていました。旬の時期に収穫したヨモギを乾燥させて保存し、使用する前に水で戻し、かたい部分を取り除きます。この後生地につきこみ、笹で巻いて、蒸して完成です
『笹だんご』に用いるヨモギのより分け作業が行なわれていました。旬の時期に収穫したヨモギを乾燥させて保存し、使用する前に水で戻し、かたい部分を取り除きます。この後生地につきこみ、笹で巻いて、蒸して完成です

「5種類ある『笹だんご』すべて巻き方が異なるのですが、このようにいろんな巻き方があることや、蒸すと笹の色が褪せてしまうことなど、実際に見たり作ったりするとよく分かりますよね。昔ながらの手作りの味に加えて、この店が笹団子文化、ひいては新潟の食文化を知ってもらう場になればうれしいです」と田中さん。

田中屋本店では、粒あん、こしあんなどの中身の違いによって結び方も変えているそうです!!
田中屋本店では、粒あん、こしあんなどの中身の違いによって結び方も変えているそうです!!

県外の方はもちろんですが、家ではなかなか作られなくなった笹団子作りの作業を見ることができるため、県民からも喜ばれているそうです。

また田中屋本店といえばおにぎりも有名。
こちらもファンの多い逸品です。
小腹のすいたタイミングならこちらもおすすめですよ。

定番から変わり種まで揃うおにぎり
定番から変わり種まで揃うおにぎり

Information

田中屋本店 みなと工房(ほか新潟市内計10店舗あり)
住所
新潟市中央区柳島町1-2-3
電話番号
025-225-8822
営業時間
9:00~18:00
休み
無休
席数
20席
駐車場
15台
リンク
越後名物笹だんごの田中屋本店

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