柿の種といえば、米菓の定番ジャンルのひとつ。みなさんおなじみのおやつですよね。
日本中で愛されているこのお菓子を、大正 13 年に生み出したのが浪花屋製菓さん。実は、この柿の種にはユニークな誕生秘話が隠されているって、知ってました?
創業当初はせんべい作りを生業(なりわい)としていた創業者・今井與三郎氏が、のちに大阪のあられ作りを取り入れ、もち米を使ったあられを製造するように(これが社名「浪花屋」の由来だそう)。
ある日、あられの形を切り抜くための金型を今井氏の妻がうっかり踏みつけてしまい、その金型であられを作って販売してみたところ、お客から「柿の種に似ている」という声が。これをヒントに、素材の改良や研究を重ね、長きにわたって愛される名物米菓を作り上げたんだそうです。
小粒の柿の種は、仕込みから4〜5日かけて丁寧に製造。軽い食感と香ばしい味わいは浪花屋ならでは。おみやげにはレトロなデザインの進物缶が人気。中身は2種類で、赤い包装紙が『小粒』、緑が『大粒』となっています。
最後の工程である缶の紐掛けは、ひと缶ずつ手作業で行なうというから驚き!
また『柿チョコ』シリーズや雪景色のイラスト、長岡花火の写真などを缶にプリントした季節限定品も用意され、浪花屋の『柿の種』の魅力のひとつとなっています。
Information
浪花屋製菓
- 住所
- 長岡市摂田屋町2680
- 電話番号
- 0120-177-208
- 営業時間
- 9:00~16:30
- 休み
- 土日祝休
- 駐車場
- 2台