真っ黒でインパクト大の見た目とは裏腹に、
やさしい味わいの『ごままんじゅう』(1個102円)。
多いときは1日に2000個(!)を販売したこともあるという和泉屋の看板商品だ。
明治23年の創業から長きにわたって親しまれる理由は、手間を惜しまない昔ながらの製法にある。
まんじゅうの仕込みはなんと毎日深夜0時にスタート。
新発田産の良質なもち米「こがねもち」をふかし、小豆を炊き、黒ゴマを炒る。
そのすべての工程をお店で行なっているのだ。
だからこそ、モチモチ& 香ばしい食感に仕上がる。
保存料を使っていないので、日持ちは当日中。なるべく早く味わってほしい。
昔ながらの製法について店主の高田恵美子さんに聞いてみると
「黒ゴマの炒り加減が特に難しいんです。炒りすぎるとお餅とのバランスがとれないし、炒らないとゴマが潰れず、香ばしさが出せません。
ゴマの粒感がお餅を引き立てるように仕上げることを意識しています」とのこと。
Information
和泉屋(いずみや)
- 住所
- 新発田市中央町2-1-17
- 電話番号
- tel.0254-22-3289
- 営業時間
- 9:00~18:30(土日は~18:00)
- 休み
- 無休
- 駐車場
- Pなし