新潟大学すぐそばに店を構える老広東（ラオカントン）。

学生街の町中華。
とくれば、盛りのよさは言うまでもありません。

「普通盛りでも多めだけど、プラス80円で大盛りにすると、年配の方の3 食分くらいになるよ（笑）」と店主・須貝秋夫さん。

でもほかとちょっと違うのは、この店の中華は「健康重視」ということ。
どのメニューも野菜たっぷり、クコの実やゴマなど体によいとされる食材を用いるなど、「ただ量が多いだけじゃない」のも、学生はもちろん、通ってくれるお客たちを思うご主人のやさしさです。

奥様・和子さんとの二人三脚で店を営んで20年あまり。

「常連だった学生が、しばらくして彼女を連れて来て、その数年後には子どもと一緒に…、なんて人生の流れを見られるのも、ここで店をやっているからだよね」。

これからもずっと学生たちの胃袋を支え、その人生を見続けてもらいたいものです。

【おまけ！】
老広東にお邪魔して一番驚いたのは厨房のきれいさ！
一般的に「町中華」というと、厨房がぎっとりしているイメージ、ないです？？
ところが老広東さんはもう本当にピッカピカ。
それは、営業終了後、毎日、本当に毎日、秋夫さんが厨房にすみずみまで磨き上げているから。
ぜひお店に行ったら見てみてください。感動します！

また、老広東さんはちょっと前から夜営業をお休みしていますが、徐々に再開していくとのこと。
夕飯を食べに行きたい！　という方は、お問い合わせの上足をお運びくださいね。