荻川駅からほど近い場所で、麒麟飯店がオープンしたのは今から23年前の1996年。昼夜ともに、お得な定食メニューや単品メニューが揃う中華料理店として、地元のお客さんを中心に愛されてきました。

新潟市のホテルの中華料理店出身の稲生さんは、広東料理を得意とする料理人。ホテルを退職後、すぐにこの場所で開業し、奥様の智美子さんと二人三脚でお店を営んでいます。

麻婆豆腐など誰もが知る王道の一品から、女性に人気の『エビぎんなん炒め』といったちょっと珍しい一品まで楽しめます。

そして。なかでも麺料理は約15種類と揃う充実ぶり！
稲生さんに、おすすめを聞くと「『辛口四川めん』だね！」と即答してくれました。

か、辛そう・・・。

「俺が辛いもんが好きだから、通常でも結構辛みはきかせてあるよ。でも、お客さんによってはもっと辛くしてくれって人もいるね！　最初は男性客が多かったけど、最近じゃ女性も注文する人が増えてきたみたいで、うれしいね！」と稲生さん。ご自身も週に1回ペースで、食べるお気に入りのメニューなんだとか( ﾟДﾟ)

さぁ、では実食！

・・・・・。

うーむ、辛い！！！

私、あんまり辛いもの得意じゃないっていうのもありますが、辛い。でも、なんでか不思議と箸が止まらない。ただ辛いだけじゃないような・・・？

その秘密は、韓国産の2種類の唐辛子、もち米、麹を使い発酵させた自家製唐辛子味噌。
辛味はもちろんあるけど、米や麹の甘さとコクがほのかに感じられて、味に奥深さをだしてくれるんだとか。

さすがの熟練の技に感動。クセになる味わいです。辛い物好きの皆さん、ぜひ食べてみてね。