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創業昭和2年。家族で守る老舗の味。新潟中華のレジェンド、保盛軒|新潟市西区ときめき西

  • 情報掲載日:2019.02.24
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。
昭和17年、古町9番町に移転した際に撮影されたもの
昭和17年、古町9番町に移転した際に撮影されたもの

その始まりは、昭和2年、中国出身の初代が新潟市横七番町で開いたラーメンと中国料理の店。
長らく店舗を構えた古町に移ったのは昭和17年のことでした。

「当時ラーメンはごちそうでした。特に終戦後にはラーメン目当てに長い列ができたそうです」と店主・惠さん。

その後徐々に店舗を拡大。
宴会中心の格式ある中国料理店となっていきます。

平成5年発行。月刊にいがた別冊『食ing大図鑑』より
平成5年発行。月刊にいがた別冊『食ing大図鑑』より

しかし建物の老朽化などから、惜しまれながらも2002年に閉店。

西区黒埼で新たなスタートを切りました。

テーブル席、カウンター席と小上がりで構成。小上がり席の奥には「ラストエンペ ラー」の弟君・溥傑氏による書が!
テーブル席、カウンター席と小上がりで構成。小上がり席の奥には「ラストエンペ ラー」の弟君・溥傑氏による書が!

「以前は敷居の高い印象があったかもしれませんが、今は大衆中華の店です。お客様ひとりひとりに目を配りながら仕事ができて楽しいですね」と惠さん。

店主・惠盛良(えいせいりょう)さんと、そのご子息である康佑さん(左)、 敬佑さん(右)兄弟を中心に切り盛り。古町時代に使われていた伝統の屏風が埋め込まれた壁をバックに撮影しました。この屏風もすんごいので、ぜひ近くで見てみてください
店主・惠盛良(えいせいりょう)さんと、そのご子息である康佑さん(左)、 敬佑さん(右)兄弟を中心に切り盛り。古町時代に使われていた伝統の屏風が埋め込まれた壁をバックに撮影しました。この屏風もすんごいので、ぜひ近くで見てみてください

今は息子さんとともに厨房に立ち、伝統の味を提供し続けています。

親子ならではの見事な連係プ レーで、手際よく料理を作り上げていきます
親子ならではの見事な連係プ レーで、手際よく料理を作り上げていきます

新潟で最初に提供を始めたというラーメンも、鶏ガラ
ベースのあっさりスープという基本は変わらぬまま。

少なめ五目チャーハン&ラーメンに杏仁豆腐、漬物が付く『Aセ ット』(昼972円、夜1,080円)は 古町時代からの人気メニュー。伝統の味のラーメン、ぜひご堪能ください。そして五目チャーハンがこれまた絶品! チャーハンとあんが合わさった時の味わいの豊かなハーモニーに感嘆
少なめ五目チャーハン&ラーメンに杏仁豆腐、漬物が付く『Aセ ット』(昼972円、夜1,080円)は 古町時代からの人気メニュー。伝統の味のラーメン、ぜひご堪能ください。そして五目チャーハンがこれまた絶品! チャーハンとあんが合わさった時の味わいの豊かなハーモニーに感嘆

また、伝統の味に加え、黒埼移転後に加わったメニューもあります。

こうして時代に合わせて少しずつ進化を遂げながら、名店は受け継がれていくのです。

『最強マーボー豆腐』(993円)。四川山椒がガツンときいたインパクトある味わい。決して「激辛」ではないのです。そして、濃厚そうに見えて、すっと引く後味に驚き。これが老舗の技ですか
『最強マーボー豆腐』(993円)。四川山椒がガツンときいたインパクトある味わい。決して「激辛」ではないのです。そして、濃厚そうに見えて、すっと引く後味に驚き。これが老舗の技ですか

【おまけ情報】
平日ランチタイムには750円(税別)、920円(税別)の5種類の週替りランチを提供しています。
近くの工業団地で働く人たちやご近所さんたちに大人気です。
まずはランチから足を運んでみてはいかがですか?

Information

保盛軒
住所
新潟市西区ときめき西1-12-12
電話番号
025-379-1010
営業時間
11:30~LO14:00/17:00~LO21:00
休み
水曜、第3木曜
席数
40席
駐車場
16台
リンク
保盛軒

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