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長岡摂田屋で106年続く老舗ベーカリー「旭屋」のコッペパン

  • 情報掲載日:2018.11.07
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

長岡市摂田屋にある、100年以上続くパン店「旭屋」にお邪魔してきました。 変わらぬ製法、看板商品など、 長い年月を経て今なお親しまれている秘密に迫ります!

3代目ご主人の高橋正文さんと、奥様の美知代さん
3代目ご主人の高橋正文さんと、奥様の美知代さん

お店の前に立つのは、旭屋を営む高橋さんご夫妻。ご主人の正文さんのおじいさんの代から始まった旭屋は、もともと違うお店だったんだとか。

「もともとは和菓子店だったんだけど、戦後からパン作りも始めたんだわ。今も和菓子は売っているし、あんこなんかはパンにも使っているよ」と正文さん。旭屋が創業したのは、なんと大正元年!106年に続けていくなかで、少しずつ業態が変わっていったといいます。旭屋がある摂田屋は、酒蔵や醤油やみその醸造元が集まる発酵の街。パン作りには、店舗近くにある酒蔵「吉乃川」の酵母を使用し続けています。この街ならではの素材ですね。

店内には、菓子パンや総菜パンなどがそろっています。高橋さんが考案した人気の『煮卵パン』もありました
店内には、菓子パンや総菜パンなどがそろっています。高橋さんが考案した人気の『煮卵パン』もありました

さて、旭屋といえばやっぱり『コッペパン』(130 円〜)!メニューは『イチゴジャム』『あんバター』など約10種類が揃い、2種類を組み合わせた『ミックス』もあります。

注文の都度クリームを塗るという、人情味ある温かい接客もずっと続けられてきました。
お客さん「あんクリーム1つと、ジャムバターのミックス2つね」
高橋さん「はいよ~」
と注文が交わされる光景は、現代ではレアなワンシーンです。それでも、地元の若い世代のお客さんも多いというのだから、いかに愛されているのかがうかがえますね。

その人気のコッペパンは、ふんわりやわらかな食感とシンプルな味わいで、どのクリームとも相性抜群「ゆっくり発酵させてるから風味もいいんだ」と高橋さんはにっこり。

パンはスタンダードなコッペパンと、ほのかに甘味を感じる菓子パン生地の2タイプがあります。同じクリームでもパンが変われば、味わいも変わります。食べ比べも楽しんでみてください!

左が定番のコッペパン、右が菓子パン生地
左が定番のコッペパン、右が菓子パン生地

Information

旭屋
あさひや
住所
長岡市摂田屋町4-7-31
電話番号
0258-32-0981
営業時間
7:00~19:00(11~3月は7:30~18:30)
休み
日曜、祝日定休
駐車場
3台

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