角屋悦堂の『金鍔(きんつば)』『小豆』『青エンドウ豆』(各138円)、『白インゲン豆』(155円)
『金鍔』は、昭和60年代に発売を開始してから、
不動の人気を誇る角屋悦堂の看板菓子。
柔らかく弾力のある皮とそれぞれの豆の風味をしっかりと感じられる。
飽きのこないおいしさと多くの人に親しまれる理由は、
豆の味と食感ををいかす製法にある。
実は金鍔の中身はあんこではなく、『金鍔』のためだけに仕込む豆。
小豆やインゲン豆をひと晩ゆっくりと煮たてて、小豆を砂糖蜜に漬ける。
この時に粒あんを作るように練ったりせず、豆を潰さないように丁寧に漬けこむのだ。
この製法だからこそ、豆本来のおいしさと粒の食感が感じられる仕上がりになる。
豆の味を引き立たせるために、砂糖を控えめにするのもポイントだ。
最後に小豆表面に上新粉を塗り、各面を手焼きして完成。
皮のモチモチとした食感は、手焼きでないと出せないと言う。
『金鍔』には一切添加物が入っていないため、日持ちは3日ほど。
冷凍保存が可能なので、贈答品として利用する場合は冷凍のものがおすすめだ。
なお、毎年7月下旬〜8月末の提供は休み。秋から春までの期間限定販売となる。
Information
角屋悦堂(かどやえつどう)
- 住所
- 新潟市西蒲区岩室温泉616
- 電話番号
- 0256-82-2004
- 営業時間
- 8:00~19:30
- 休み
- 第4木休
- 駐車場
- なし