ある日訪れたのは、東新潟駅から歩いて3分ほどの場所にある「宮島酒店」。

お酒を‟買い”に来たわけではないのです。
今日の目的は、お酒を‟飲む”こと。
そう、「角打ち」をするべく来店しました。

普段はお酒屋さんなので、いろんな種類のお酒や乾きものや缶詰などのおつまみ、そのほか諸々販売しています。
この商品のなかから自分の好きなものを購入し、店内で味わえるのが角打ち。
ひと昔前から親しまれてきた飲み方なんです。

売り場の脇にある角打ちコーナーは、キレイなカウンター席が用意され、女性でも立ち寄りやすい雰囲気。

席について、『オイルサーディン（缶詰）』（500円）と店主の宮島さんイチオシの『緑川 緑 純米吟醸』（80ml300円）を注文します。

そして、お酒タイムスタート！
日本酒とオイルサーディンという、なんだかおしゃれな感じ。
宮島さんから、今飲んでいる日本酒のことやいろんな酒蔵さんのこと、おいしい飲み方などを教えて貰いました。

そして、超レアな「みぞれ酒」も飲ませてもらいました。
原酒を凍らせて飲むこのお酒は、数量限定で用意できない日もある貴重なひと品。
取材日にあったのは『八海山 特別純米原酒』を使ったもの。

氷の粒がシャリシャリと感じられ、スーッと体にひんやりと染みわたります。
初めての飲み口に感動。
いい飲み方を教えて貰えて、うれしい！
確実に飲みたいという方は電話で事前に注文がおすすめです。

角打ちってもっと、雑多な感じ（言い方悪くてごめんなさい）なのかと思いきや、こんな素敵な席で楽しめるなんて思っていませんでした。
あまり新潟県内では角打ちができるお店は少ないですが、ここ近年増えてきたように思います。
酒屋さんで飲むという昔からある古い飲み方が逆に新鮮でした。
今日は日本酒のみでしたが、ワインやビールももちろん飲めますよ～。
角打ちがもっともっとメジャーになりますように！
みなさんもぜひ、試してみてくださいね(^^)/