弥彦駅すぐそばにある弥彦温泉街や弥彦公園周辺では、広範囲に桜が咲き駅一帯エリアがそのままお花見スポットになっているんです。だから、街を歩けば「おっ、桜に囲まれている！」そんな絵になるまちです。

なかでも、弥彦公園内のトンネルまで続く桜のアーチはお見事！

新潟が舞台となった話題の映画『ミッドナイト・バス』でロケ地に採用された彌彦神社や、弥彦公園周辺では、 4 月中旬にソメイヨシノが、 4 月下旬から 5 月上旬にかけては八重桜が咲き誇り、弥彦山山頂には村指定天然記念物のヤヒコザクラもあります。

そのほか、彌彦神社の桜苑では 50種類ほどの珍しい品種の桜を長期間に渡って楽しむことができます。

温泉街には、いくつもの和菓子屋が並んでいます。

一軒目は「三笠屋」。

まんじゅう屋として創業し、店の歴史は50有余年。

オーソドックスな『温泉まんじゅう』 のほか、『味噌』『玉子』『しそ』『うぐいす』 『田舎まんじゅう』の計6種類が揃っています。

また少量販売の『しょうゆおこわ饅』は、午前中で売切必至！

取材にお伺いしたのは午前10時半でしたが、売り切れでした。。


しかし、まず、こちらを見逃してはいけません。

人気ナンバー1商品である、きんぴらだんご。粗く刻んだ甘じょっぱいキンピラをつるつるとした生地で包んだきんぴらだんごは、2個、3個食べたくなるほど飽きのこない味です！

店内の一角にはイートインスペースもありますよ！



では、2軒目へ行ってみましょう！

2軒目は、燕市吉田にある本店を含め、県内に5店舗を構える米納津屋の弥彦神社通店。

銘菓『雲がくれ』や『雪舞里』など、全国菓子大博覧会で受賞歴のある菓子が並んでいます。

弥彦には2店舗あり、ここ弥彦神社通店は街歩きの立ち寄りスポットとして活用できる居心地のいい空間です。

はい！素敵！

はい！素敵な喫茶室ですねー！


小さな庭園を眺めてぼんやり、なんてのも良い過ごし方ですね。
つい長居してしまうと思います。

編集部片岡は取材をさぼってぼーっとしてました！

チョコと黄身あんをココア生地で包み、粉砂糖を外側にパラパラとふりかけ、雪が舞う風情を表現。米納津屋創業100年を記念して作られたお菓子です！


弥彦にはもう一店舗、神社駐車場前店もあります。

バスできて、発車まで時間がないときにはこちらをご利用ください！





さあ、3軒目に行ってみましょう。

3軒目は「祥立堂」

取材中、「いつもどうも！」というやりとりが何度も見受けられました。

観光客だけでなく地元民にも愛され、支持されているという説得力や安心感があります。

良質な材料で作られたまんじゅうは白皮とつぶあん、黒糖風味の茶皮とこしあんの2種類。

白皮まんじゅうは粒あんが主役で白皮が引き立て役、
茶皮まんじゅうは沖縄産黒糖生地が主役で、こしあんが引き立て役、

皮とあんの味わいのバランスが絶妙なのです！

取材にお伺いした時に、つぶあんの仕込み中でした。

元々は茶皮まんじゅうのみだったそうですが、

粒あんが好きな現店主が
粒あんが引き立つような白皮まんじゅうを作ったそうです。



普段何気なく食べている温泉饅頭ですが、
皮と餡のバランスを意識して味わってみてください！


街一体が花見スポットの弥彦で、桜とお菓子を楽しんでみてはいかかでしょうか！