古町5番町にある老舗ベーカリー、冨士屋 古町本店(ちなみに、冨士屋の「冨」は”うかんむり”でなく“わかんむり”です)。
創業した大正13年以来愛され続ける『上食パン』や、自家製カスタードクリームが入った『クリームパン』などが有名ですよね。
先日、お店の前を通りがかると気になる看板が。
「新企画 古町クロケッタ」。
「クロケッタ」?
「5分後に訪れるあつあつ感動体験!」?
新しいパンなのでしょうか?
フランスパンに、なにかをのせて焼いたもの?
気になったので取材をお願いしました。
対応してくださったのは冨士屋の専務取締役、若杉さん。
「これが『古町クロケッタ』ですよ。作り方をご覧になりますか?」。
はい、ぜひ!
ということで厨房へ。
こちらが『古町クロケッタ』の“もと”です。
モチモチとした食感を出すため、冷蔵し発酵熟成させたフランスパン生地の中に、マヨネーズ、塩コショウで味付けしたジャガイモとベーコンが入っています。
隠し味にニンニクを少々加えるのがポイントだそうです。
注文の都度油を温め、適温になったら片面1分半ずつ揚げ焼きします。
こんがりとした焼き目と、ぷっくり膨れた端っこがおいしそう!
両面がこんがりと焼き上がったら、ソースを塗って完成です。
ちなみにこのソース、ケチャップとソースを合わせたものだそう。
家庭的な味わいが想像できて、好感持てますね。
ここでちょうど5分。
完成した『古町クロケッタ』をアツアツのうちにいただきます!
生地の食感はカリッサクッ、のち、モチッフワッ。
中からアツアツのジャガイモが顔を出します。
スパイシーなソースの味わいと相まって…これはまさにコロッケ!
そう、クロケッタはスペイン語でコロッケのことなのだそうです。
「8月下旬から提供を始めましたが、一度召し上がって『また食べたい』と足を運んでくださる方もいて、うれしいです」と若杉さん。
注文から5分待たねばなりませんが、できたてのおいしさは格別!
古町の新たな名物グルメ、ぜひ味わってみてください。
『古町クロケッタ』は1個250円(税込)。
生地の仕込みの関係で、1日30個限定提供となりますのでご注意を。
Information
冨士屋 古町本店
- 住所
- 新潟市中央区古町通6-978
- 電話番号
- 025-229-2941
- 営業時間
- 7:00~19:00
- 休み
- 水曜
- 駐車場
- なし
- リンク
- 冨士屋 公式ホームページ
- 備考