本誌レギュラーページ『古町通信』に毎回登場していただいている、りゅーとぴあ専属の舞踊団、Noism1(ノイズムワン)。

彼らNoism1の新作公演、実験舞踊vol.1『R.O.O.M.』の公演が1月25日(金)からスタートします!

「実験舞踊??」と思いますよね。
この「実験舞踊」はこれまでさまざまな作品を創作してきたNoismの、新たな作品シリーズ。
空間及び動きの法則を仮定し、そこから何が生み出されるのかを記録/研究するというプロセスを経て創作することを「実験」と呼び、この「実験」を経て生まれた作品を、実験舞踊『R.O.O.M.』として上演するというものです。
まだ「??」でしょうか!?
うん、確かに。。。
そこで、公演に先駆けて行なわれた公開リハーサルにお邪魔してきました!

会場であるスタジオBに入った瞬間、まず目に飛び込んできたのは、銀色の巨大な「箱」でした。
手前は開いていますが、両脇、天井はすべてふさがれています。
通常の舞台であれば、上手下手ともに出演者が出入りできるように開いていますし、天井にも照明が吊るされていて開いていますよね。
しかも銀色で近未来的な雰囲気…。
どんな作品が繰り広げられるのでしょう!




目まぐるしく変わる動き、メンバー、空間、トゥシューズ(!)――観ていると驚くことだらけ!
あっという間の40分でした。
公開リハーサル終了後、芸術監督・金森穣さんの囲み取材が行なわれました。

この日の仕上がり具合は? という質問に、
「空間はまだ途中で、照明はこれから、動きの構成は8割9割、トータルで見れば6割くらい」と金森さん。
実は箱(空間)には、公開リハーサルでは披露されなかった仕掛けもあるそう。
わーどんな仕掛けなんでしょう! 気になるー。
また、このタイミングで新シリーズを立ち上げたことについては
「初心に帰りたいという思いからです。『R.O.O.M.』は、Noism創立第1作の『SHIKAKU』に通底する“実験性”のある作品だと思います。あの時も、どう受け入れてもらえるか分からないなか、あえて第1作目で超実験的なことをしました。15年経ったからというわけではなく、もしNoismに“これから”というものがあるならば、この実験から始めたいと思いました」。
ちなみに今回の公演は、公開リハーサルで披露された『R.O.O.M.』と、金森さんと井関佐和子さんによる『鏡の中の鏡』の2本立てとなります。
『鏡の中の鏡』も同じ空間で上演されるとのこと。
無機質な空間でシステマチックに組み合わせられた動きが展開される『R.O.O.M.』に対して、『鏡の中の鏡』はどんな作品になるのか?
とても楽しみです!
公演は今週末、1月25日(金)から2月17日(日)の間、全13回の公演が行なわれますが、すでに1月25日(金)・26日(土)・27日(日)の公演は完売。
その他にも残席わずかの公演が出てきています。
ちなみに2月21日(木)~24(日)の東京公演はすべての公演が完売しています!!
初演やその直後に観た人が、「もう一度観たい!」と後半のチケットを購入するケースもあるので、うっかりしていると完売してしまうことも予想されます!
期間が長いからと油断せず、チケット手配はお早めに。
詳細は下記サイトをご確認ください。
Information
Noism1 実験舞踊vol.1『R.O.O.M.』/『鏡の中の鏡』
- 開催期間
- ※本イベントは終了しました。
1月25日(金)19:00~、26日(土)17:00~、27日(日)15:00~、31日(木)19:00~、2月1日(金)19:00~、3日(日)15:00~、4日(月)19:00~、9日(土)17:00~、10日(日)15:00~、11日(祝)15:00~、15日(金)19:00~、16日(土)17:00~、17日(日)15:00~ ※1月25日(金)・26日(土)・27日(日)のチケットは完売。2月17日(日)は残りわずか - 会場名
- りゅーとぴあ スタジオB
- 会場住所
- 新潟市中央区一番堀通町3-2
- 料金
- 入場料:一般4,000円、U25 3,200円(入場整理番号付き自由席)
- 問い合わせ先
- りゅーとぴあチケット専用ダイヤル
- 問い合わせ先
電話番号 - 025-224-5521
- リンク
-
りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館