『路傍小芸術』は、街角や学校、公共施設の一角など、何気ない風景の中に存在し、多くの人から見つめられてきた、無名の人々による造形表現に目を向ける企画展です。
地域の出来事を題材にした児童画をはじめ、高度経済成長期に制作された、小中学校のセメント彫刻、銭湯の壁を彩った壁画、道で見かける看板。
それらは、地域の人々が関わりながら生まれ、長年親しまれてきたものが多く、いずれもその土地の記憶や時代の空気を色濃く伝えています。
実際に会場へ運ぶことができない公共彫刻などは、パネルやターポリンバナー、プロジェクター投影形式で展示。
暮らしに寄り添いながら受け継がれてきた造形は、「作品」として意識されることは少なかったかもしれませんが、地域文化の豊かさに気づかせてくれます。
内覧会に行ってきました
開催前日の1月23日、メディア関係者向けの内覧会が行なわれ、ひと足お先に観覧してきました。
会場のようすを、ほんの一部お伝えします(ホントに、ほんの一部なんです、、、)。
まず驚いたのが、手作り感のある外看板!
公式Instagram によると「仮でも下書きでもありません!」とのことです。
書き添えられた「まごころの展覧会」
というフレーズも気になります、、、
二次元コード以外は、全部手書きだそうですよ。
こちらは企画展示室前。
いつもの展覧会とは、かなり趣が異なります…
入ってすぐの展示コーナーには、ちょうど、お笑い芸人・タレント・ナレーターで、「にいがた銭湯大使」の大野まさや さんがいらっしゃっていました。
展示の最終確認かな? 運のいいことに、このコーナーのゲストキュレーターを務めたご本人から作品解説を聞かせていただくことができました。会期中もギャラリートークは行なわれるそうなので、日程などは新潟市美術館の公式サイトをチェックしてみてください。
背景にある凧の絵は、ある銭湯で実際に浴室を飾っていたもの。
なかなかの迫力ですよ〜。
こちらは、この引きの画像でも分かる人は多いと思います(特に長岡エリアの方)。新潟県民ならみんな知っている(たぶん…)例の看板です!
年代や作者によってバリエーションがあるのはご存知でしたか?
ひとつの展示室、ぜ〜んぶ松田ペットの看板です。
制作工程が分かる展示もあるんですよ。
なかなか見応えのある、そして、郷土を愛する学芸員さんたちの、まさに「まごころ」が伝わってくる展覧会です。
難しい展示はないので、楽しく鑑賞できますが、かなりのボリューム!
なので、まず、全体の展示をさーっと見てから、気になった展示に戻って、その展示をじっくりと、そのコーナーをじっくりと鑑賞するのがおすすめです。
(って学芸員のFさんも話してくれました。)
ふだん、美術館へ足を運ばないひとも、きっと楽しめると思います。
ぜひ、鑑賞(というか体感)してみてください。
DATA
開館40周年記念 路傍小芸術
- 開催期間
- 1月24日(土)~3月22日(日)9:30~17:00(観覧券販売~16:30)
- 会場名
- 新潟市美術館企画展示室
- 会場住所
- 新潟市中央区西大畑町5191−9
- 休み
- 月曜(2月23日祝は開館)
※2月24日(火)~26日(木)は展示替えのためコレクション展の観覧不可 - 料金
- 一般800円、高大生600円
- 問い合わせ先
- 新潟市美術館
- 問い合わせ先
電話番号 - 025-223-1622
- リンク
-
新潟市美術館

