bandai open streetbandai open street bandai open street
  1. Home
  2. イベント
  3. 【インタビュー】宇野昌磨初プロデュースアイスショー『Ice Brave』が新潟…

【インタビュー】宇野昌磨初プロデュースアイスショー『Ice Brave』が新潟で開催決定!率直な気持ちを語ってもらいました

  • 情報掲載日:2025.05.02
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

現役引退から約1年——フィギュアスケーター・宇野昌磨が、自身初となるアイスショー『Ice Brave(アイスブレイブ)』をプロデュース。
愛知、福岡、新潟の3都市で開催される公演には、現役時代の名プログラムや新たな挑戦、そして彼のスケートに対する向き合い方が詰まっています。
今回のインタビューでは、タイトルに込めた思いや、初めての制作現場での気づき、そして新潟の観客に向けたメッセージまで率直な言葉で語ってくれました。


 

長く国内外のフィギュアスケート界をけん引してきた宇野昌磨
長く国内外のフィギュアスケート界をけん引してきた宇野昌磨

——今回、初めてプロデュースされるアイスショー『Ice Brave』の開催地は愛知、福岡、そして新潟の3ヵ所ですね。新潟での開催についてどのように感じていらっしゃいますか?

宇野・これまでも新潟では何度も大会やアイスショーを経験しています。新潟の皆さんはいつも本当にあたたかく迎えてくださるので、自分が初めてプロデュースするアイスショーをこの場所で開催できることをうれしく思っています。

 

——公演のタイトルに使用している「Brave」には「勇敢な」という意味がありますが、タイトル決定までの経緯を教えてください。

宇野・当初、よりよいショーを作るにはどうすればいいかと考える中で、自分ならではの強みを打ち出す内容にしようと思ったんです。僕自身の強みは何かと考えると、スケートという競技に向き合う気持ちの強さなのかなって。人より技術が秀でているとか、人よりスケートが好きかって言われたらそうではないかもしれないんですけど、競技のフィギュアスケートに対する気持ちの部分では、人よりもかなり強かったからこそ世界で戦えたと思うので、今回は力強さというのを打ち出そうと『Ice Brave』というタイトルにしました。

 

——『Ice Brave』はどういった内容のアイスショーなのでしょうか?

宇野・演目でいうと、使っている18曲のうち16曲は、現役時代のプログラムで実際に使用していた曲です。昔から応援してくださっている方には成長した姿を楽しんでいただけると思います。もちろん今回の公演で初めてアイスショーを観るという方にも十分に楽しんでいただけるように工夫もしています。最近のアイスショーでは上品で静かに観るのが主流ではありますが、今回はライブ感を大切にしたいと思っているので、まるでアイドルのライブのようにお客さんにも声を出して盛り上がってもらえたらうれしいです。イベントそのものを楽しんでもらえるような内容になっています。

 

——ご自身の過去のプログラムを再構成されるとのことですが、特に注目してほしいシーンはありますか?

宇野・う〜ん……。全部ですね。

 

——全部、というと?

宇野・現役の頃も、よく「見どころはどこですか?」と聞かれることがありましたが、当時から答えるのが難しくて。僕もメディアのリポーター側を経験したことがあるので具体的に答えた方がいいっていうのも分かるんです。でも、今回はもっと難しいです(笑)!今回はすべてをイチから作り上げているので、どのシーンにも思い入れがあります。それぞれに意味があって、もっとよくしたいという気持ちが込められているので、お客さんが観て「ここが良かった」と思ってくださるシーンが、それぞれの見どころになるんだと思います。

——今回初めてのショー制作で、競技生活では経験できなかった新たな体験はありましたか?

宇野・全部が新しいですね。まず最初に痛感したのは、「自分は社会人1年目なんだな」ということです。現役時代はスケートだけに集中していればよかったんですが、今はイベント全体をどうよくするかを考える立場になりました。関わる人たちのなかには僕のことを知らない方も多くて、「はじめまして。私はこういう者です」と自己紹介から始める機会も多くなりました。そして、プロデュースする立場なのでもうちょっと自信を持って発言をできるように、というところは未だに直さなきゃいけないと感じています。

 

——共演者についてもお伺いします。恩師のステファン・ランビエールさんや、本田真凜さん、本郷理華さん、中野耀司さん、唐川常人さん、櫛田一樹さんが出演されますね。

宇野・オファーした一番の理由は、やはり縁のある方々であること。そして、長い練習期間をともに過ごすなかで、いいものを作りたいと心から思って同じ目標に向かって歩んでくれる方々にお願いしました。

 

——練習はすでに始まっているのでしょうか?

宇野・はい、1月からスタートしています。みんな忙しいので全員が集まれる日は限られていますが…。僕自身、あまり強く言えなくて、「こうしてみたらもっとよくなるかも…どう思いますか?」みたいな言い方になってしまうんです。

 

——「座長、もっとはっきり言ってください!」と(笑)。

宇野・そうなんです(笑)。でも、そんな僕の話にも皆が真剣に耳を傾けてくれて、一緒にいいものを作ろうとしてくれる。そういう環境がとてもありがたいと改めて感じました。プロデュースや演出という立場になったからこそ見えてくる景色もあって、すごく新鮮な経験をさせてもらっているなと。

 

——では最後に、『Ice Brave』を楽しみにしている新潟の皆さんへメッセージをお願いします。

宇野・今回、初めて自分自身でプロデュースするショーということで不安な部分もたくさんありますが、自分が本当にやりたいことや伝えたいことを詰め込んだ作品になっています。観に来てくださる皆さんにとって特別な時間になるように、そしてこの夏の思い出のひとつになるように、全力で作り上げていきます。ぜひ楽しみにしていてください!

DATA

Colantotte Presents 宇野昌磨アイスショー 『Ice Brave』新潟公演
開催期間
※本イベントは終了しました。
7月12日(土)11:30〜/15:30〜
7月13日(日)11:30〜
会場名
MGC三菱ガス化学アイスアリーナ
会場住所
新潟市中央区鐘木257-17
料金
【完売】プレミアムS席(アリーナ席最前列)27,000円 (オリジナルペンライト付き)
アリーナS席(アリーナ席2列目以降)19,000円
【完売】スタンドA席 12,000円
車椅子席 19,000円
問い合わせ先
NST イベントインフォメーション
問い合わせ先
電話番号
025-249-8878
リンク
Colantotte Presents 宇野昌磨アイスショー「Ice Brave」新潟公演

同日開催のイベント