書家、東洋美術史研究など、幅広い活動で知られる會津八一（1881〜1956）。

奈良大和路の美しさを万葉調ともいわれる調べで歌い上げた歌人でもあり、その学識と芸術で同時代の多くの芸術家に影響を与える存在でもありました。

本展では、奈良県立美術館と入江泰吉記念奈良市写真美術館の協力のもと、八一の学芸に心酔し、奈良大和路の美をテーマに多くの名作を残してきた写真家・入江泰𠮷、画家・杉本健𠮷との交流に注目。

八一との合作や、３人がそれぞれ独自の感性で表現した奈良大和路の美を、書画、写真で紹介するほか、八一が万葉調で歌い上げた奈良大和路の美もあわせて展示します。

会期中、一部展示替えが行なわれ、11月12日（火）からは後期展となります。