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いよいよ6月28日(金)より開催!「Amomentof」公開リハーサルに行ってきました

  • 情報掲載日:2024.06.21
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

2004年に日本初の公共劇場専属舞踊団としてりゅーとぴあで誕生し、今年20周年を迎えたNoism Company Niigata。
現在はプロフェッショナル選抜メンバーによるNoism0、プロフェッショナルカンパニーNoism1、研修生カンパニーNoism2の3つの集団により構成されています。

設立20年の節目として、芸術総監督・金森穣によるNoism0+Noism1新作『セレネ、あるいは黄昏の歌』と、Noism0+Noism1+Noism2による新作『Amomentof』を上演。
りゅーとぴあ 劇場での「世界初演」がついに6月28日(金)と迫ってきました!

これを前に行なわれた公開リハーサルにお邪魔してきました!

この日公開されたのは、Noism0+Noism1+Noism2による新作『Amomentof』の前半部分。
総勢25人が出演します。

会場に入ると、目に飛び込んできたのはステージ上に置かれたバー。
彼らの日常の稽古には欠かせないものです。
そこにつかまり、思い思いに体を動かす舞踊家たち。
さまざまな色合いの衣裳を身に着けています。

気が付くと、上演がスタートしていました。
動きを止める舞踊家たちの中で、国際活動部門芸術監督でありNoismのミューズ、井関さんにスポットが当たります。

ひとり前に歩み出る井関さんを、全員がやさしいまなざしで見つめます。
なんかもう、このへんでグッときました。

ステージ上ひとりになった井関さんのもとに歩み寄る金森さん扮する男。
その後も入れ替わり立ち代わり舞踊家たちが舞台上に現れ、井関さんと関わり合いながらシーンを展開していきます。
その間に舞踊家たちが移動させるバーがさまざまなモチーフに見えるような演出も印象的でした。

…と、あっという間に前半部分の上演が終了。
金森さんが舞台上に現れ、何度も同じ場面を繰り返しながら、舞踊家たちとともに動きの確認を行なっていました。

前半部分のみではありますが、ここまでを観て、この作品はNoismそのものだと感じました。
彼らの拠点であるスタジオをそのまま再現したような舞台、毎日毎日積み重ねられる稽古、現れ、去って行く人々、喜びと悲しみ――さまざまな要素が詰まっていて、まさにこれまでの20年が表現されているように思えて、後半がさらに楽しみになりました(ちなみに後半について、以前金森さんは「極めて具体的にNoismの20年間を想起させるような内容になっている」と語っていました! 期待大!!)。

左が井関佐和子Noism国際活動部門芸術監督、右が金森穣Noism芸術総監督
左が井関佐和子Noism国際活動部門芸術監督、右が金森穣Noism芸術総監督

公開リハーサル後に行なわれた囲み取材には、つい今しがたまで舞台に立っていた井関さんと金森さんが出席。

まず『Amomentof』という作品について金森さんは
「「マーラーの交響曲第3番第6楽章『愛が私に語ること』の情感および構造を舞踊化し、それをNoismに20年献身してきた井関佐和子という舞踊家を通じて可視化することがテーマ。他の舞踊家は舞台上に出たり入ったりしますけど、この人(井関)だけはずっと舞台上にいて、最初から最後までこの音楽ととに生きる。とてもハードなんです」
と教えてくれました。

また井関さんからは
「普段は客観性を持って踊ることに重きを置いているんですが、『Amomentof』だけはどうしても引っ張られる。(金森)穣さんがこの作品を作った意図なのかもしれませんが、毎回通し稽古をするたびに、最後に“ありがとう”って思ってしまう自分がいるんです。この音楽と振付の化学反応みたいなものがそこで起きていて、一舞踊家として一人間として、この一瞬を生きていることに感謝したいと毎回思わせてくれる。ここまでの場面ではまだ分からないかもしれませんが、そんな不思議な体験をしています」
との秘話(!?)も!

さらに
「最初から最後まで音楽と舞踊の波にのまれて、そこに身をゆだねてほしい。そうすれば絶対に新しい感情が芽生えるはず。そこに自信はあります。映像ではなく、ぜひ劇場で、生で観てもらいたいです」
と熱く語ってくれました。

金森さんからは
「少なくとも、井関佐和子という舞踊家と金森穣という演出家と同時代に生きていて今後Noismを語るならば、この作品を観ていないというのはありえない!」
という強い言葉も。

重ねて井関さんが
「(立ち上げ公演の)『SHIKAKU』を観た人はこれを伝説として語り継いでくれているけど、この作品にもそれと同じだけのパワフルさが宿ると思うし、語り継がれる作品になると思う」
と言えば、金森さんは
「佐和子がいつまで現役でいるかというところにもかかわってくるんだけど、(『Amomentof』は)今のこの年齢の、この経験値の佐和子でなければ表現できないものにはなっている。こんな公演が今後あるかどうか分からない。それを踏まえて、この作品を観ていないということはありえないんです」
とも。

「観に行こうかな…どうしようかな」と迷っている人、「最近Noism観ていないな…」という人、本当~~~に、今回こそは観逃してはならない公演になっている模様です!

なおチケットは全公演とも発売中。
まだ間に合いますよ!!!

ちなみに『Amomentof』と、もうひとつの作品『セレネ、あるいは黄昏の歌』の上演順は、この時点ではまだ決まっていないとのことでした。
果たしてどちらが先で、後になるのか――順番によっても、作品の見え方が変わって来そうです。
そんなところもぜひお楽しみに。

DATA

Noism Company Niigata 20周年記念公演「Amomentof」
開催期間
※本イベントは終了しました。
6月28日(金)19:00 ~
6月29日(土)17:00 ~
6月30日(日)15:00 ~
会場名
りゅーとぴあ 劇場
会場住所
新潟市中央区一番堀通町3-2
料金
全席指定5,500円
U25 3,000円
高校生以下1,000円
問い合わせ先
りゅーとぴあチケット専用ダイヤル
問い合わせ先
電話番号
025-224-5521
リンク
Noism Web Site/Noism Company Niigata 20周年記念公演 Amomentof
備考

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