みなとまち新潟を支えた商家、新潟市文化財 旧小澤家住宅にて、『民藝展』が開催されています。

自在掛、船箪笥（ふなだんす）、船絵馬、筒描、そばちょこ、民窯のうつわ、餅板、漆桶、和時計、ランプ、和錠など、職人の手仕事によって生み出されたモノの美を紹介しています。
たくさんの品々が展示され、見応え満点です。

「民藝の全貌はあまりにも世界が広く、そのほんの一部しか紹介できませんが、それぞれの眼で過ぎし日の先人のたくましい生活ぶりを感じていただければ幸いです」と主催者。

また、今回は「民藝を生かす」をテーマに、民藝の器に花がいけられています。
民芸館のような旧小澤家住宅という場所に、魅力ある器と花がよく似合います。
会場では、ぜひ花にも注目してみてください。


【おまけ】
今回の展示物のひとつに、京都の「浄瑠璃寺百体摺仏」と呼ばれる木版のかわいい阿弥陀如来を紙に摺った「摺仏」があります。
旧小澤家住宅のデザイナー・高橋さんがこれを消しゴムハンコで復元！
そのかわいらしさが早くも評判を呼んでいます。
自由に押して持ち帰れるそうなので、ぜひお見逃しなく。
詳細は下記リンクよりご確認を。