新潟県立植物園の25周年を記念した『食虫植物展・恐竜と花展』を9/10(日)まで開催中。学びと体験&体感できる企画展で、早くもファミリーに人気となっている。実物の植物はもちろん、リアルに作られた食虫植物や恐竜があり、撮影スポットもたくさん用意。そんな魅力あふれる企画展のレポートです。
食虫植物とは、まさに虫などを食べる習性を持つ植物の総称で、ウツボカズラや ハエトリソウなど、植物なのに虫を食べて生活する機能を持つ植物のこと。
また古い昔、中生代の頃に出現したとされる恐竜。その恐竜と花の不思議な関係性にスポットを当てたW展示となっています。
「食虫植物」と「恐竜と花」という超生物を紹介するW展示は、子どもから大人まで楽しめ、この夏、足を運んでほしい企画。
食虫植物展は野生下で生活している環境に近い熱帯ドームが舞台。
そして、恐竜と花の不思議な関係性にスポットを当てた展示は観賞温室第2室で開催。順路の案内があるので、あますことなく展示を楽しんでほしい。
樹木や草花など自然が豊富な園内から、建物内の受付へ。右手の階段から2階へ進み、いよいよ企画のはじまりです。
最初にウツボカズラの撮影スポットがあるので、ここからパチリ。捕まったかのような雰囲気!!
こちらはハエトリソウの模型。間を歩いていると突然捕まっちゃいます。ちょっとびっくりするかも知れないので心して進もう!!
ここからは雰囲気がガラリと変わり、洞窟のような雰囲気で、まさに探検気分。
滝と熱帯植物が目の前に。まるでジャングルに迷い込んだよう。ドキドキ、ワクワク感が増してきます。そこかしこに食虫植物が見られるので注意して観察して。
リアルな植物や花、シダ類など色々な表情を見せる植物たち。みんなのお目当て、ハエトリソウは、意外と小さくて、かわいらしいサイズ。
ハエトリソウの内側に感覚毛と言われるセンサーのようなものがあり、1回触っても閉じないが、30秒以内にもう一回触ると挟み込み、昆虫や小動物などを食べるという仕組みに。
じっくり観察してみると植物はとってもおもしろい。ちなみに植物はさわることはできないので注意して。
ジャングルを抜けた後は、いよいよ恐竜が待つ企画展へ。基礎知識のパネルもあるので、しっかり読んで理解しよう。
恐竜イラストの第一人者藤井康文先生の本や自由帳などに描かれた恐竜。そしてパネルに書かれた知識や恐竜絶滅の疑問を勉強しよう。
「ウワー、動いてる!! 声も聞こえる!! リアル!! 」 。ほかにも恐竜に200円(体重制限あり)で乗れちゃう恐竜もいるよ。サイズは小さめだけど迫力満点!! 壁にはリアルサイズの頭骨もあるので探してみて。
ほかにも、暑い夏にぴったりな、涼しい水の世界も。沈水植物は、水槽のなかでゆらゆら。魚も一緒にいて、見ているだけで涼しい雰囲気。
植物園のスタンプをゲットしたり、シールでアンケートに答えたりした後は、売店で恐竜のぬいぐるみや、琥珀、食虫植物の小物入れやキーホルダーなど、好きなものを記念に買い求めて。
間近で見て、学び、体感し、記念の買い物を。そして興奮した気持ちを更に、ダイナソーブレンドのコーヒー(500円)を味わって余韻を楽しもう。
DATA
開園25周年特別企画「食虫植物展・恐竜と花展」
- 開催期間
- 7月13日(木)~9月10日(日)
9:30~16:30(入館は16:00まで) - 会場名
- 新潟県立植物園
熱帯植物ドーム、観賞温室第2室「花と緑のステージ」 - 会場住所
- 新潟市秋葉区金津186
- 休み
- 8月7日(月)・28(月)、9月4日(月)・11(月)〜13(水)、19(火)
- 料金
- 観賞温室入館料:大人1,000円、65歳以上900円、高校生・学生500円、小中学生300円
※上記料金は7月13日〜9月10日の間の特別料金です。
・土・日曜、祝日は小中学生無料
・マイナンバーカード等の提示でとってもお得な割引あり!
・高校生・学生のキャンペーン企画として、マイナンバーカード等提示で、8月31日まで無料 - 問い合わせ先
- 新潟県立植物園
- 問い合わせ先
電話番号 - 0250-24-6465
- リンク
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