現在、新潟市西蒲区の新潟市潟東歴史民俗資料館にて『藍の華 筒描展』を開催中です。
筒描(つつがき)とは、おもに木綿の布に描かれた染織技法のひとつ。
特に婚礼道具として夜具(布団、夜着)や油単、風呂敷や子供の祝い着などハレの舞台に多用され、日本の「めでた文化」の象徴となりました。
江戸中期以降、綿花の栽培や木綿を染める藍の普及により発展して、幕末から明治に華開きました。
庶民の幸せへの希求願望をめでた尽くしとして表した筒描は家紋とともに日本の伝統デザイン画として華やかであり秀逸です。
また、藍の色は使い古されていくうちにとても良い風合いに変身していきます。
藍染の色の経時的変遷を見ていると生きた証の様に感じられます。
見ごたえのある日本の木綿文化を縦覧できます。
ぜひお出かけください。
DATA
藍の華 筒描(つつがき)展
- 開催期間
- ※本イベントは終了しました。
4月12日(水)~6月24日(土)9:00~16:00
- 会場名
- 新潟市潟東歴史民俗資料館
- 会場住所
- 新潟市西蒲区三方92
- 休み
- 月曜(祝日の場合は翌日)
- 料金
- 大人500円、小中学生300円
- 問い合わせ先
- 潟東地区公民館
- 問い合わせ先
電話番号 - 0256-86-3077
- リンク
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新潟市潟東歴史民俗資料館
にいがた文明開化ハイカラ館
- 備考