この愛らしい「団子鼻」。
東北・上越新幹線の初代新幹線「200系」です。
1982年(昭和57年)に上越新幹線の新潟ー大宮間が開業し、これにより新潟県内には新潟、燕三条、長岡、浦佐、越後湯沢の5つの新幹線駅が設置されました。上越新幹線の開業は、東日本の鉄道輸送体系が大きく再編される契機となったのです。そして1985年(昭和60年)には上野まで延伸し、1991年(平成3年)に東京駅まで直通運転されるようになりました。
2015年(平成27年)には、北陸新幹線が金沢まで延伸され、新潟県内に上越妙高・糸魚川の2つの新幹線駅が新たに設置されたのです。これは、皆さんも記憶に新しいですよね。
この結果、新潟県は県内を別路線の新幹線が2本走行するユニークな県となったのです。
そして2022年(令和4年)現在、上越新幹線は新潟県で暮らす人々にとって「当たり前」にそこにある交通手段となってます。今回の特別展では、新幹線開業前後の県内の状況を、同時期に急速に整備された高速交通網との関わりから捉え直し、それらが新潟という地域にどのような変化をもたらしたかについて考えます。
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DATA
新潟市新津鉄道資料館 特別展
『新潟を変えた新幹線 ー上越新幹線開業40年ー』
- 開催期間
- ※本イベントは終了しました。
9月10日(土)〜10月24日(月)
9:30〜17:00(入館は16:30まで) - 会場名
- 新潟市新津鉄道資料館
- 会場住所
- 新潟市秋葉区新津東町2-5-6
- 休み
- 火曜
- 料金
- 一般300円、高・大学生200円、小・中学生100円
(土・日曜、祝日は小・中学生無料) - 問い合わせ先
- 新潟市新津鉄道資料館
- 問い合わせ先
電話番号 - 0250-24-5700
- リンク
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新潟市新津鉄道資料館
市報にいがた 令和4年9月4日発行 2774号